78歳の友達が3月中ごろ、お風呂上りに転んで手首を複雑骨折した。 今もリハビリの最中らしいが、思うように手が動かないと時々電話してくる。
用足しにいってもパンツは片手でちょっとづつしか上げ下げ出来ないし、目薬を差すのも片手に力が入らないから口でキャップを開けんならんし・・・と、いままで健脚で整形外科には用がなかったから、こんなに不自由なもんだとは思いもしなかったと。
それで「アンタ、何回も膝の手術してよう我慢してるなぁ、痛いとこがあるっていうか、身体が思うように動かんって辛いねぇ」と。 いままでアンタの気持ち、あんまり分からんかったけど自分が怪我してみてホンマ、よう分かったわぁ、とも。
膝骨壊死の友達も同じようなことを言ってた。
人間、その立場になってみないと分からないことが多いと。
そして、その手首骨折した友達が言うのは、 「全身麻酔の手術でな、このまま目覚めんかったらエエのに、って思ったわ」
若い人は骨折しても治りが早いかもしれないが、高齢者は骨折がきっかけでかなり生活の質が落ちる。 私の場合、骨折ではないけれど毎日をうめいて生きている。。。
でも、ゴールデンウィークと母の日という短いサイクルで息子の家族と会った。孫の成長はどんなリハビリより薬より効果があると感じている。
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