愚痴日記

2016年12月11日(日)

人間の身体って上手く出来ていて、過酷な状況でもそれに慣れていくらしい。

例えば一日に必要とされるカロリーとか栄養が足りなくても、身体のほうがそれに順応して足りないなら足りないなりに生命を維持していくらしい。
すぐに死ぬというわけではないのだ。
だから命に別状ない痛みが起きても一日か半日やり過ごしたらそれさえも慣れるとか。長くても一日半くらいだって・・・
いやはや・・・今の私には恐ろしいような言葉だ。


入院してたときに知り合った人から電話をもらった。
「元気にしてる? 
その後 大丈夫?」といった内容なのだが、その人は結構強がりだった。
ご主人を亡くして12年間は一人暮らしをそこそこ楽しんでいて、東京に住んいる息子さんと娘さんが1か月の入院の間それぞれ2回も来てくれてたし、娘さんなぞは毎日ラインで様子を気遣って貰ってた人なのだが、退院してからうつ状態なのだとか。
ひとり暮らしの寂しさがひしひしと感じられて、娘さんにネットで心療内科を探してもらったものの今は予約が一杯で見てもらえるのは来年になるとか。
それで私のことを思い出して近況を訊ねがてら、自分の寂しさをぶちまけた次第。
耳が悪い私でも1対1の電話なら普通に会話できるので(時に聞き違えもあるが)、かれこれ1時間くらいふんふんと聞かせてもらった。
この人、結構強がりで毎日ラインで心配してくれる娘さんのあることを私はとても羨ましく感じていたのだ。

巷では年を取ったら、娘のいる人は何かと甘えられて頼りになるといわれてるし、また実際入院中の大抵の娘さんのいる人は何かとお世話されてはったなぁ。
私も主人と私の両親にはパートの合間をぬっていろいろ気配りしてきたつもりだし、私の母の私への依存度などはかなりしんどいものがあったから、私は娘にそんな思いはさせないでおこうと固く自分に言い聞かせて、電話してきた人の私から言わせてもらえば少々贅沢な悩みを羨ましく思った。

でもそれもこれも今はまだ主人が元気でそろり歩きと、壁伝いで家事が出来てるから言えることなのだろうか。。。
でも入院が何回も重なったら、家事に疎い主人はどうするのかなぁ。。。
次に入院するとなったら、整形外科ではなくて血管外科と言われてる。
「うちの病院では対処できませんので、もう病院は見つけてあります」と主治医は言ったが、今の病院よりは遠くになるわけだし。。。


















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