愚痴日記

2002年08月29日(木) トンボになった父

8月29日、父の祥月命日、丸3年

 3年前の夕方、父はまるで私が行くのを待っていたかのように
 ひっそり、静かに死んだ
 慌てて 二人の弟に連絡して 弟たちが来るのを待った
 一人で父の顔を見ていたが ふと 窓に目をやると
 窓枠に一匹(?)のトンボが止まっていた
 私とトンボの目が合った
 (トンボは複眼だけど 確かに目が合った)
 その瞬間 私は父がトンボになったんだと思った
 私の家族と二人の弟だけの簡単な見送りをして
 火葬場から帰ってきた時、車の中にトンボが入ってきた
 みんなは偶然だと言うが私はやっぱり、父がトンボになって
 最後のお別れに来てくれたんだと思う

 今日 父の骨を納めたお寺に 朝早くから出かけた
 そのお寺には今までにも何回か出かけたが
 電車、バス、お寺の往復だけで 周辺のことは何も知らなかった
 !!!!!・・・・・
 びっくりした・・・
 マピオンで調べたとおり、娘のワンルームが徒歩圏にあつた
 わずか5分か10分くらい
 まるで父が呼び寄せたような・・・
 わざと そこへ行ったような・・・
 
 
 でも 娘の部屋を確認しただけで チャイムは鳴らさなかった
 もし 居たとしても 会うのを拒否されそうで 怖かった
 手紙だけ入れて そっと帰ってきた

 
 でも たまらなく娘の顔がみたい・・・





 
 


 < 過去  INDEX  未来 >


孫二人 [MAIL]

My追加