この頃 読書がとても楽しい。 今 読んでいるのは 中野 孝次 著 「暗殺者」
昭和初期に日本が右傾化していった頃の一人の 右翼テロリストの物語です。 どんな本でもそうだが、おもしろい本というのは 自分がその本の主人公になったような気になり のめりこんでしまう。 この本の場合、私は主人公の母の気になっている。 暗殺を実行した時点で物語は終わっているので 母の記述はないけれど、身のおきどころがない気分になっている。 もし 私がこの立場だったらと思うと、 今の私はとても幸せだと思うのです。 最近 私は小説家になりたいと思っている。 ダンナに話したら 「ベストセラ−の本を書いて印税 くれ!」 と 言われてしまった。 でも このエンピツで書く限り、私に文才はない!!! おとなしく読書しているのが身の程だろう。 市の公民館で借りた本を読んでいるので お金もかからず、とてもいい趣味だと自分では思っている。
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