時間の使い方が下手くそなので、いつも慌しい生活を送っているのですが、 親の余裕の無さが、子供に容赦なく伝わるのですよね。決まって息子が不安定になります。 1年生よりも2年生、2年生よりも3年生、と徐々に成長してくれている息子ですが、 やはり2学期の自分の忙しい時期になると、苛立ちが多く攻撃的になります。 担任の先生がとても理解してくださっているので、本当にありがたいのですが、 家庭の中では、忙しくなると手料理も作れなくて、外食ばかりの生活では、やはり駄目ですよね。 この前息子と約束をしました。
「週に2度、どうしても忙しかったら1度、水曜日と日曜日は、一緒に遊ぶ」
本人も約束をしたものの、昨日は忘れていたようで、案の定帰宅するなり、 なんか不機嫌な雰囲気・・・・・ゴミ捨てを頼むとお決まりの「後で・・・」。 こちらも頭にきて、口喧嘩となり、せっかくの水曜日なのに!と怒ってしまいました。
ハッと気づいた息子はポロポロ涙を流して、ゴミ出しをしてくれました。 落ち着いたところで、何をしようか相談し、久しぶりにマウンテンバイクを乗ることに決定。買ったものの足がまだ届かなくて、怖くて乗れていなかったんです。 5ヶ月ぶりの自転車は無残にもタイヤの空気が抜けている始末。 それでも楽しそうに、空気入れを扱う息子の顔は意気揚揚。 夕方も遅くなってから公園で30分くらい走り回っていました。
私はベンチに座り、ポッカリ空いた東京の空を眺め、雲の流れの早さに気がついたり、 肌に当たる風の冷たさを感じたり、一瞬自分がどこにいるのか判らないような、 なんとも言えない思いにかられていました。 息子は一生懸命、まだようやく足がつく背伸びしたマウンテンバイクを漕ぎ、見て〜とニコニコしている。 私が何もせず、ただ自分(息子)を見ている、それだけで嬉しいのが身体全体から伝わります。
こんなたった30分を、毎日忙しい忙しいと子供に見向きもせず、仕事なんて言ってる自分は、いったいなんなんだろう。 気持ちの余裕があってこそ、お仕事もできるんじゃないか!
帰宅して、煮込むのもそこそこにしたカレー(たまねぎみじん切りににんじんとチキンだけ)を作り、満面の笑顔で食べてくれた息子でした。 それでハッスルして夜更かし更新をしていた私。単細胞ですよねぇ・・・・・(恥)
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