The color of empty sky
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キリンジのホライゾン!ホライゾン!を聞くと姉を火葬した日を思い出す。 春を感じさせる青空の綺麗な日にたなびく煙突の煙。
棺の中に仕込まれたドライアイスで姉の身体は冷たくされていて、額に触れてびっくりした。 アルコールに溺れた姉はしかしお酒が好きなわけではなかったと思う。 お酒が好きな人は果実酒用のホワイトリカーなんてものを飲んだりはしない、と、親に見つかる前に処分しながら泣いた。
姉の孤独な魂をたどりながら私も野垂れ死んでしまいたい。 そう思いながらもう6年半も経ってしまった。 次の誕生日が来たら姉よりも年上になってしまう。
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