物心つくころから思春期前まで、親の影響は絶大である。
口うるさい親では、イライラする子供になるし、
おっとりの親では、ポーっとした面が出てくる。
私達は自分の人生を自分で選んでいるようで、案外と、いや大多数は選んでいないのではなかろうか。
学校生活に入れば働きバチの理論で影響を受けるし、ホルモンによって恋愛感情の着火が影響される。
所属する学校、職場などでは集団心理を受け続ける。
自己決定の権利や意識は重要であるが、結果論として、それほどまでに自由な自己決定ができているのであろうか。
最も大きいものの一つは、子供の有無であろう。
親になって子に心を引きずられない、自己決定を左右されない、というのはまさにまれなのである