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「 1つの言語であったのなら、という嘆き続けることは 」
2017年01月16日(月)



 1つの言語を使うようになれば、外国語を学ぶ必要がない、という人がいる

 バベルの塔のように古い発想だ


 1つの日本語の内で方言で分れ、水商売、土方、士業などで特殊用語が多用されている

 1つの言語で統一するために圧力をかけ続けなければ細分化して多言語化していく


 その圧力は人が手にしたことがない力である

 バベルの塔は神の怒りではなく、人が多様化へと、エントロピーを低下させる話なのだ

 
 春の嵐が私達人間の心をかき乱すから、エントロピーが低下するのである

 環境の変化に対応するためにホモ・サピエンスは多様化へと向かうように仕向けられている

 
 ロゴスから逸脱するノモスの嘆きは、未来永劫、人の嘆きであり続けよう
 
 1つの言語を使うようになれば、外国語を学ぶ必要がない、という人がいる

 嘆き続けるのは皆と同じである、ことへの欲求に取って代わられるのだろうか


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