ものかき部

MAILBBS

「 絶対的自我35 −誰も読まなくなる日記 止まる− 」
2016年09月01日(木)



 午前、午後、夜と種類も異なる仕事を3つした。

 ホッと一息、電車の中で少し眠る。

 周りに人がいて、明るくて、そういう時には聴こえない声

 「お前はまた1日死に近づいているのだ」
 「お前はまた1日死に近づいているのだ」

 どんなに、個体の人生が充足しようとも、
 どんなに、個性が天に昇るまで発揮しようとも、

 それに替えがたい、「死へ近づいた1日」

 ・・・

 私は不安症なのだろうか。

 

 「そんなのは先なんだからクヨクヨするな」
 
 「そうやって不安がっていると逆に体調を壊すよ」

 という人々の声に耳を傾けるべきなのだろうか。

 なぜなら、誰しもが死を体験したことがないからだ。

 偉そうに、不安がっているのではなく、今日1日を精一杯活きる、それだけを考えるべきだろうか。


 私は不安症なのだろうか。

 心を研ぎ澄ましてみれば、答えは暗闇から湧き上がってくるようなものだ。


 この誰も読まない日記

 必ず 止まる


BACK INDEX NEXT

複製、無断転載、二次配布等を禁じます。
All Rights Reserved©ものかき部

My追加