布団に入り、今日一日生きられたことに感謝の言葉を口にする
毎夜の習慣
昼に読んだ漫画、病院のベッドで「死ぬのが怖い」という場面があった
介護補助の女性の漫画
やはり、「死ぬのが怖い」を理解していない描きかだった
奥さんが、命が続くものの言葉を死病に取りつかれたものに投げかけていた
夜の寝床で思い出し、「死ぬのが怖い」が襲ってきた
はく息が呼吸困難になるかのような、
ただよっている恐怖を単語にまとめる作業さえ、
いっそ、首を後ろから切り落とせば、というイメージだけがグルグルと回る、
そんな「死ぬのが怖い」
後三時間で起きなければならない、社会生活があるからだ
けれど、社会生活を抹殺する死がいずれやってくる
やってくる
眠らなければやってこないだろうか、
せめて、感覚さえ遠のくだろうか
孔子は、一昼夜考えてみたけれど「益無し」と言っている
「益無し」
孔子は「死ぬのが怖い」に取りつかれいないで吐いた言葉なのだろうか
むしろ、
孔子は「死ぬのが怖い」に取りつかれて吐いたのだろうか
こうしてここに書きしるす。
どうしようもない、益無しなのかもしれない、けれども。