外延化されえる自我は、肉体的自我、精神的自我、統覚的自我、魂的自我がある。
生来与えられた自我は、肉体的自我、精神的自我の一部であり、
後天として出る自我は、精神的自我の残りである。
本能による三大欲求から、名誉欲や理性が生まれる。
生来与えられた精神的自我の一部から、後天として出る自我が生まれる所以である。
統覚的自我は、他者の蓄積、智慧や知識や製造物の検討によってのみ生じ、
検討をしないものには生じえない。
魂的自我は、統覚的自我の突破によってのみ生じ、しかし、それは生来与えられた肉体的的自我に従属する
空腹、睡眠、死などの肉体的自我が、魂的自我を瞬間に従属させるのである。
この自我の矛盾関係を、絶対的矛盾とし、
特に突破によってのみ生じ、かつ従属している魂的自我を、矛盾の根源と観て、絶対的自我とする。