■2006年03月13日(月)
― 気が気ではない/Ending Theme ―
●日曜日。父のピアノの発表会へ。 定年後、父はボケ防止のためなのか、いろんな習い事を始めた。ピアノもそのひとつ。年に一度の発表会は今回でもう3回目。最初はほんっとに初心者っぽさが抜けない父の演奏だったけど、さすがに今回はトチったりせず、以前よりも表情の豊かな音色を奏でていた。やるじゃん、父ちゃん。 発表会の会場は我が家からちょっと交通不便な場所にあるし、せっかくの休日にお寝坊を楽しみたいしで、お出かけするのは正直少し億劫だったよ。 でも…。私や姉が小さかった頃に、ピアノの発表会や授業参観に、共働きで忙しい両親揃って来てくれると、それだけでうれしかった。そのことを思い出すと、やっぱり行ってあげなくちゃと思い直した。 それにしても。壇上で緊張気味に演奏している父を見ていたら、人ごととは思えず、なんだか気が気ではなくなってきた。 …というのも、私のドラムレッスンもそのうち発表会があるらしいのよね。つい先週は、私たちの上のクラスの人たちの発表会だったんだって。は〜、いつのことかもわからないのに、今から気が重いったらありゃしないわぁ。 ●夜は楽しみにしていたF1開幕戦のバーレーンGPをテレビ観戦。 ナマイキな若造・アロンソが1位(くやしい)、予選でポールポジション獲得のミハエルは惜しくも2位。 なんといっても素晴らしかったのはキミ・ライコネン。予選はリアタイヤ破損でノータイム、最後尾からのスタートだったにもかかわらず、結果はなんと3位。その調子で打倒ルノーだわ!!! さて。レースが終わって、もうひとつの楽しみだった今年の「F1テレビ中継のエンディングテーマ曲」もやっと明らかに。 番組終了時に流れてきた曲に耳をすますと…、残念!この曲はQUEENではないわ。じゃあ誰の曲なのかしら? するとBFが意外なことを口にした。 「ねぇ、これってブライアンじゃない?」 その言葉にさらに曲に耳を傾けると…、ブライアンってまさかあのブライアン?! 信じられなかったけど、やがて聴こえてきたギターの音でやっと確信したよ。 「このギターはブライアンだぁ〜!ブライアン・メイ!」 ブライアン・メイはQUEENのギタリスト。彼のハンドメイドギター「レッドスペシャル」が奏でる独特の音色が、F1のエンディングテーマとして流れてきたので、もうびっくりするやら、うれしいやら。 エンディングで使用された曲は、ブライアンのソロアルバムのタイトルナンバー「Back To The Light」(…だと思うのだけど、最初聴いた時あまりにびっくりしてテロップをしっかり確認できなかった…ので、間違っていたらスミマセン)。今年はこの曲を聴きながら、華麗なF1レースの余韻にひたることになるのね…、うれしい。
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