■2006年03月01日(水)
  ― がんばりってなぁに?(注:グチ日記です) ―
 トリノ・オリンピック、閉幕。選手たちみんなのがんばりに拍手!
 選手たちが心身ともに充実して練習に打ち込み、そのスポーツに出会えたことをシアワセに感じていれば、それだけでもステキなことだ。オリンピックの運営にかかわったスタッフや裏方さんのがんばりにも拍手だわ。
 スポーツの世界に限らず、いろんな分野でがんばっている人は多い。一般人だってがんばってる。私も、いろんなコトを …仕事だったりプライベートだったり…、日々の中でがんばっている。
 でも。 がんばることが、最近ちょっぴりつらいの。
 私の場合、何ごとにも前向きでひたむきな「がんばりやさん」ではない。そういう完璧なヒトは逆に苦手だし、本来の姿はダラダラ・ボケ〜っと過ごすのが好きなナマケモノ。
 だけど「やるからにはちゃんとやりたい。少しでも良くしたい」という気持ちをベースに行動することが、アレコレと多いのも事実。
 そんな気持ちで“がんばった”結果、周囲の人たちの私への反応はだいたい3つのパターンにわかれる。
 【パターンその1】「なんだ、思ったよりも簡単にできるんじゃん。じゃあ、もっとまかせてしまえ!」
 【パターンその2】「何をひとりでそんながんばってるんだ?バカみたい。そんなことまでやってくれだなんて、誰も頼んでないのに。余計なことをして!」
 【パターンその3】「(私がどんなに悩んでがんばっても)やって当たり前 or 出来て当たり前」
 こういう周囲の反応を多く感じる。言葉でハッキリと言われたこともある。私が傷つかないよう遠回しな表現で、気づかってくれる優しい方もいるんだけどね。諸々の状況や立場によって、その反応がしかたない場合だってもちろんある。それは頭ではわかっているんだけど…。
 それでもやっぱり、こういう反応は悲しい。空しい。
 がんばったコトに対して、なにも小学生みたいに脳天気に褒めてほしいワケじゃない。感謝してほしいワケでもない。
 大変だけど一生懸命やったその道のりや、がんばって過ごした時のその気持ち…、誰でもそういう経験はあるはずなのに、それを分かち合えないのが悲しいんだ。
 その点、ドラムやボウリングは逆に最近とてもいいカンジ。
 昨日はドラムのレッスン日。予習復習をがんばったら、レッスンにちゃんとついていけて楽しかったし、先生に「とてもいいですよ!」と声をかけられた。先生も、若い頃は上手くなりたくて、苦労したし悩んでいたしがんばったみたい。だから私たち生徒のがんばりもわかってくれる。
 ボウリングも…。悩みつつもこつこつとがんばって、その結果、いいフォームで腕を振れたり、スペアをガンガン取れたりすると、サワヤカな充実感があるのよね。そんな時の私は当然笑顔だけど、BFファミリーも笑顔で私のがんばりを共に喜んでくれる。それが何よりもウレシイ。
 がんばっていい気分になるコトと、がんばればがんばるほど悲しくなるコトと…。「がんばり」ってなんなんだろうね。




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