■2006年01月10日(火)
  ― 北の地でウェディング ―
 母方の従姉妹の結婚披露宴に出席するため、母の故郷・青森へ8年ぶりに行ってきた。
 今シーズンの厳しい寒さと豪雪の天候に交通はどうなるかと心配だったけど、行きの新幹線・帰りのバス、ともに問題ナシ。お天気が良く寒さも思ったほどではなかったよ(しっかり防寒対策をしたせいもあるけどね)。
 8年の間に、新幹線が開通し、いとこたちはどんどん結婚して子供も生まれ…。みんな変わっちゃったかな、と思っていたけど、全然そんなことはなかった。「よく来たねぇ」「遠かったでしょう?」と、懐かしい東北の訛りで、やさしく声をかけてくれた親戚やいとこたちの大歓迎ぶりに、感動しちゃったわ。
 何よりもうれしかったのは、大好きな祖母に久しぶりに会えたこと。前回会った時の祖母は若干ぼけがあって、その症状は進んでいるかと思っていたけど、想像以上に元気な祖母の姿に感激!私と姉のことをちゃんと覚えていたし、会話もはずんだ。祖母の手を握ったら、うれしくてナミダが出そうになっちゃった。
 さらに、お肌も髪の毛もツヤがあって全然老け込んでいないことにビックリ。伯父・伯母の丁寧な介護のおかげだろうと思うと、またまたジ〜ンとしてしまう。
 祖母との面会に大感激したあとは、従姉妹の披露宴へ。4歳年下の従姉妹の花嫁姿にウットリ。ダンナさまとは大学時代からのおつきあいで、なんと交際11年を経てゴールイン。はにかみやさんだけど、実は芯の強い従姉妹らしい。



 私の住む横浜や東京近郊にくらべて、青森の披露宴はとても盛大に感じた。会場の広さ、お料理の品数や招待客の多さに圧倒されたよ。新郎新婦ともに小学校の先生をしている関係で、招待客が増えてしまったのだろうけど、それにしてもスゴかったぁ。
 余興の出し物も郷土色豊かで、東京近郊とはひと味違う。青森県八戸市や近隣の町村に伝わる豊作祈願のお祭り「八戸えんぶり」の太鼓や、民謡に踊り。招待客みんなで踊っちゃって、夏祭りの盆踊り大会みたいで楽しいのなんのって。新郎新婦の生徒達のお祝いビデオレターがかわいらしくて良かったわ。


↑コレが八戸えんぶりの太鼓

 深夜バスで戻る予定だったので、披露宴終了後はあわてて帰りの支度。親戚達とゆっくりとお話する時間がなかったのが残念。
 でも新幹線が開通したおかげで、青森はうんと近くなった。東京から八戸市まで3時間だもの。また近いうちにきっと行こう。温泉、奥入瀬・十和田湖などの豊かな自然、おいしい魚介類や郷土食…、青森の楽しみはいくらでもあるから、今度訪れるときはゆっくりしていきたいな。




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