■2005年12月07日(水)
  ― ドラム・レッスン ―
 今週から1年間、ドラムのレッスンを受けることになった。月3回・計36回の、昨日は1回目。
 ソコの教室の講座数と規模は、都内でも有数らしい。開始時間に受付へ行くと、ロビーはたくさんの生徒さんでごった返していた。みんな仕事帰りなのか、スーツ姿の男性や「丸の内または大手町OL風」なキレイな女性が目立つ。
 しかしなぁ…みんなお金持ちなんだなぁ…。だってお月謝はけっして安くないんだよ。「大きな出費」になるなぁと悩んだけど、それ以上の楽しさを得られると確信したから、高いお金を払う気になったんだもの。
 さて、いよいよレッスン開始。まずスティックの握り方・振り方から教わる。体験でもやったけど、あらためてじっくりやってみると、コレがなかなか難しくて!
 2本の棒を握って振るだけのことなのに、先生からいろんなコトを注意される。注意されたことを意識してやってみると、その前に注意されたコトが疎かになっちゃう…、その繰り返しで、もう頭がいっぱいいっぱい!じんわりと汗まで出てくる始末。
 レッスン中、たぶんず〜っと気難しい顔をしていたと思う。先生に「だいじょうぶですか〜?」と尋ねられて、私、満面の笑顔で「全然、だいじょうぶじゃありません!」と答えたよ(汗)。
 冷や汗をかきっぱなしでなんとかレッスン第1回目終了。
 帰宅後、BFと電話でお話。BFにはきっと想像もつかないくらい、私はドラムに(というよりスティックに!)四苦八苦していて、その苦労をBFに報告していたら、BFがこう言うの。
 「学校の授業にもある教科なのに、なぜ音楽のガクは“学”ではなくて“楽”なんだと思う? 音楽は、学ぶものではなくて、楽しむためにあるからなんだよ」
 言われてはっとしたよ。そうかぁ、そうだよねぇ。
 続けてBFは「…このことを、僕はある先生から言われたんだ。Y先生だよ!」とも。
 小学校4年から6年まで担任だったY先生。私とBFは同じ小学校出身で、ふたりともY先生にはお世話になったのだ。
 Y先生はピアノがあまり得意ではなく、音楽にウルサイ先生方に、そのことできっとイヤミのひとつも言われたのだろう。
 だけどフォークギターは上手で、音楽の授業の伴奏はいつもフォークギター。教科書に載っている歌ではなくフォークソングをクラス全員で歌った。授業以外にも、遠足でも学級会でもヒマさえあれば、みんなで楽しく歌っていた。まさに音楽を楽しんでいた3年間だったわ。
 まぁ、とにかく、ドラムのレッスンは、ムズカシイこと考えずに思いっきり楽しんじゃおう!高いお金も払ってることだしね(笑)。




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