■2005年10月25日(火)
  ― たびだち ―
 大親友だった親会社勤務のOちゃんが、10月いっぱいで会社を辞めることになった。仕事の引き継ぎが順調だったことや有休の消化もあり、すでに週イチだけ出社している状態で、今週の金曜日が最後の出社日。もう一緒にランチにも行けないんだなぁ…。さびしい。
 辞めることはもうずいぶん前から決めていて、私もその決意を夏頃から聞いていたので、「Oちゃんがいなくなっても、私は一人になっても、力強く会社生活を送らなければ…」と覚悟していたの。
 そんな覚悟が必要になるくらいに、私の会社生活を明るく楽しいものにしてくれた仲良しのOちゃん。仕事が辛い時は、助言したり励ましたりしてくれた。プライベートな話題も、いつもおしゃべりが盛り上がって、二人でいる時は笑顔でいることが多かったよ。
 何よりもうれしかったのは、私のこと、私の思いを、いつでも真摯に受けとめて理解してくれたこと。Oちゃんには感謝してもしても、足りないくらい。
 とはいえ、自分の身近なヒトのこうした“変化”に、あらたな戸惑いもないわけじゃない。こんな時はいつも、相変わらず私は同じ場所にいて同じ日々ばかりを送っているような、どこへも進めないような情けないキモチにもなる。で、そんな気持ちになる自分が、さらに情けなくなっちゃう…。
 さびしいけど自分のそんなキモチは押さえなきゃ。“あたらしい場所”へのOちゃんの旅立ちを、これからもそっと応援していたい…。
 OちゃんはOちゃんの歩幅で、私は私の歩幅で、マイペースでかまわない、お互いゆっくりとしっかりと、自分なりの“すばらしい人生”を楽しみながら歩いていこうね。




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