■2005年09月12日(月)
― 夏をもう一度(2) ―
【2日目(1)】 胸をワクワクさせながら中木へ。今回は渡し船が出ていて一安心。いよいよ例の海岸へ出発! 船から眺める景色も素晴らしい!深く青い海に吸い込まれていきそう…。

5分ほどで海岸に到着。9月の平日だったけど、お天気が良かったせいか、海水浴客のグループがちらほらと。「知る人ぞ知る隠れスポット」と聞いていたので「誰もいない海」を想像していたけど…。最近では情報誌にも紹介されて、真夏のピーク時はすごく混雑するらしい。なので、これでもいい方なんだろうな。 海は水質がとても良くて、岩場近くにキレイなオサカナがいっぱい。黒潮の影響で、オサカナの種類や数が豊富とのこと。BFは感動のあまり「スゴイ!水族館みたいだね!」を連発し、水中撮影をなんとフィルム5本分も使って思いっきり楽しんでいた。

ラッシュガードを着ていてもブルブルと震えてしまう極度の寒がりな私は、BFほど長い時間海の中に入っていられず、一足お先に浜に上がって、お昼寝したり泳いでいるBFを眺めたり。オサカナと戯れるようにして楽しく泳ぐBFの姿に、なんだか私までうれしくなっちゃう。 浜にはトイレやシャワーなどが一切無い。その分、海も浜からの眺めも美しい。対岸にはなんと野生化したおサルさんがちょこまかと動いていた。…なんだか仲間に出会ったような気分(?)。 海岸への往復渡し船は、民宿「殿羽根」さんの漁船を利用。ちなみに料金は往復1000円、シャワー付き。船のおじさん、民宿のおじいさん、おばさん、みんなほがらかで親切、のんびりとした喋り方が心地いい。「殿羽根」さんだけでなく、伊豆地方の地元のヒトはみんな素朴でやさしい。話しているだけでなぜだか懐かしく温かい気分になっちゃうの。 …つづく。
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