■2005年09月08日(木)
  ― 印刷のシゴト/オバサン化&オトナ化 ―
●会社では、いつも社内にいてめった外出はしないけど、今日は朝から厚木の印刷工場へ。
 フリーペーパーの仕事で、私は1ページしか担当してないのだけど、創刊号ということもあって刷り出し立ち会いしたの。
 工場の中はインクのぷぅんとしたニオイでいっぱい。けっしてイヤなニオイではなく、私たちが関わった仕事がココで完成されるんだと思うと、むしろ、心地良く感じるほど。
 テスト印刷開始からインクがのるまでしばらくかかる。インクがのっても、しばらく色調整が続く。私の細かい注文にも快く応えてくれる印刷工の方々。彼らの頑張りのおかげでイイモノができる。お世話になります!
 いよいよOKが出て本番の印刷開始。それまで印刷した紙は当然全てムダになる。そういう紙を損紙というのだけど、ワゴンいっぱいに積まれた損紙の山を見ていると、なんだか複雑な気持ちになっちゃう。私たちの仕事は、なんとムダなモノを生み出しているのだろう…。環境問題には、ちっとも良くないのよね。

●夜は友人KIMOとディナー・デート。お店は泉岳寺の「イルフィーロ」。この近辺はオフィスビルばかりが並んでいて、洒落た飲食店があまりないのだけど、この店だけはちょっと別。
 というのも、ココはKIMOが仕事で携わっていた店舗なの。当然、店内はステキな落ち着いた空間。居心地がいい。さすがはKIMOだ。
 お料理は2800円のコースを注文(ちょっと暗くて写真撮影は失敗しちゃった)。イタリアンとフレンチのミックスといったカンジ。味はなかなか、スタッフの接客やお店の雰囲気もイイのに、お客さんが少ない。静かだ。立地が良くないせいかなぁ。
 でもおかげで、落ち着いてお食事とおしゃべりを楽しめた。KIMOとお互いに近況などを話しあう。なかでも、私の「いかにして私はオバサンになったか」という話で盛り上がった。
 20代初めは、内気で自信がなくて周囲の目ばかりを気にしていた私なのに、今では社内のエライ人を相手に、仕事のこととはいえ、平気で議論したり怒ったり…。
 良くいえば「堂々としている」、悪くいえば「ふてぶてしい」。まさか私はこんな人間になるとは。まちがいなく、性格がオバサン化しているとしかいいようがない。
 逆に、KIMOは「いい歳のとりかた」をしているように感じるわ。オトナっぽくなった。もともと若い頃からオシャレなヒトだけど、お洋服の着こなしがますますステキになっている。最近、ヤセたみたいでウエストがぐぐっと引き締まってたし…。
 そんなKIMOの最近の変化の中で、私にとってうれしいのは、若い頃はお酒がダメだったのに少し飲めるようになったこと!KIMOもオトナになったのね〜…と目を細めながら、一緒にワインを楽しんだよ。




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