■2003年10月27日(月)
  ― 一言だけ かけてみる ―
 よく晴れた日曜日。休日にしては珍しく早起きして「東京モーターショー(乗用車・二輪車)」に行ってきたよ。朝から出かけて10時半ごろ着いたわりには、会場は大混雑。純粋にクルマがスキで来場するお客さんもいるけど、各ブースのキレイなオネーサン目当てで来る「カメラ小僧」も多いからね。
 3時間半くらいゆっくり見て会場を出たころ…体調が悪くなってしまった。朝から少し痛かったお腹が本格的な痛みに。おまけに腰もイタイ…。痛みのせいで無口になる私。BFのおうちに着いてから、ぐったりとして寝てしまった。途中、何度か「ダイジョウブ?」と声をかけてくれたBF。その言葉に感謝しつつおとなしく休んでいると、夜になって痛みがひいてきて、やっとBFと普通にお話できる状態に回復してきた。
 私の場合、ツライ時にダイジョウブ?と言われるその言葉だけでも、励みになってちょっぴりがんばるコトができる。だけど私は、周囲のヒトたち…友人や会社の上司、同僚、家族たち…に、そういう“いたわりの一言”をかけるコトを最近怠っていたような気がする。
 体力的または精神的に、困っていたり弱くなっているみたいだったら、とりあえず「ダイジョウブ?」って一言だけかけてみる。相手の返事が「うん、心配しないでね」だったら安心だし、「ツライよ〜」と素直に弱音を吐いてくれたら、それはそれでもいいと思うし。
 「大丈夫なんかじゃない。だからそっとしておいてほしい」という場合もあるよね。それがわかっているのに何度も「ダイジョウブ?」って聞くのは、酷なコトだからもちろんしたくないよ。でも、それさえもわからない状況もあるから、確認の意味もこめて一度だけは「ダイジョウブ?」って一声かけるように心がけたいな。
 「ダイジョウブ?」って言葉は“いたわりのアイサツ”みたいなものだと思うの。相手の気持ちや状況や立場に応じて、負担にならない程度にひとことさりげなく声をかけられたらいいね。




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