■2003年09月04日(木)
― のんびり屋のOL Designer ―
今日のランチは、会社の近所のフレンチレストランへ。こぢんまりとしたステキなお店で美味しい「ワンプレート・ランチ」を堪能。同行した同僚のMさんも気に入ってくれたみたい。 5月に入社したMさんは、男性が多い社内で貴重な同性で、私と同年齢・同職種。親しくなるのに時間はかからなかった。 デザインのことで話し合えるのもウレシイ。ネタ切れの時にアドバイスを求めたり、持っているデザイン本を見せあったり。私とMさんは、仕事に対する姿勢がなんとなく似てる。 普通のデザイン事務所では、深夜残業や連日の徹夜なんて当たり前。休日も突然の仕事で潰れてしまうことも多い。周囲のデザイナーさん達は、センスがよくてしかも頑張り屋さんばかり。私も頑張らなくっちゃ!って仕事して、「自分の時間」はおトイレとお風呂に入ってる時だけだったよ。精神的にも体力的にもいつも限界状態。私もMさんも若い頃はそんな事務所を転々として、結局落ち着いたのが今の会社。 もともとデザイン系の会社ではなかったので、その方面に詳しい上司がいない。だから、デザインにおいては全面的にまかせてもらえる(ただし上司の「無知」ゆえに、どう考えても無理そうな仕事や、デザイン以外の仕事もまるごと押し付けられちゃうことも多いんだけどね)。残業は多少あるけど、以前のような過酷な労働時間を強いられることはなく、自分の管理と責任において時間を作ることも可能だし。 仕事時間の管理やデザイン制作を、自分なりのやり方でじっくり取り組める今の会社は、私とMさんの性格には合っていたのかも…。 「忙しいコトはデザイナーの勲章!」と、昼も夜も休日もなく“忙しい自慢”が好きな同業者って多いらしい。でもやるときゃきっちり仕事して、自分のための時間も大事にする…、そんなデザイナーがいてもいいよね。 「OLデザイナー」。私たちみたいなデザイナーを、Mさんは、こう命名していたよ。
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