2005年06月21日(火) |
いろいろ(映画版ZOO感想とか) |
今、タブレットが激烈調子悪いです。 まだ板に着いてないのに緑のランプが付くかと思うと、ペン先クリックは効かないわ、線が糸を引きまくるわ。 そんな中、ペン軸のスイッチを押さえながらならなんとか描けることに気付いたはいいけど。 むちゃくちゃ描きづらいし。気を抜くとやはり線が垂れてるし。
原因はドライバが古いかペン先かもしれないとは思うんだけど、まだ未確定です。 やっとパソコンが直ったと思ったのになあ…。
そのほかはというと。
「ZOO」を妹と見に行きました。 乙一の同名短編小説集の映画化です。 10本全部ではなくて、うち5本だけどね。 小説ごとに監督が違う、オムニバス形式です。 原作は読んでいたものの、どう料理されてるかが結構楽しみでした。
見てみた感想はというと。 やはり、一番楽しみだった 古屋兎丸キャラデザ・脚本・絵コンテの「陽だまりの詩」が期待を裏切らない出来だったなあと。 なんだか実写とアニメの中間みたいな、かなり高画質なアニメでしたよ。 短編なのが勿体ないなあと思いつつ、この長さだからこそ、実現できたのかもしれないなあと思いました。 背景の美しさにも感動しましたが、女の子がとても可愛いのもステキでした。
「SEVEN ROOMS」の 閉塞感に満ちた空間と少年(須賀健太)の体当たりな演技もかなり見応えがありました。少年と姉(市川由衣)との掛け合いも面白かったし。 ラストは、知ってるにも関わらず、つい涙してしまいました。
「so−far」では、 とある異常な状態のなかで、父と母の間で揺れ動く少年役を神木隆之介が熱演していました。 そしてパンフを見てみると、母親役の鈴木杏樹と神木隆之介がとても似ていることにも吃驚しました。ほんとの親子でも通るかも。 父親役の杉本哲太にはまったく似てないですがね…。
「カザリとヨーコ」 双子の姉妹なのに、母親に虐待されるヨーコと溺愛されるカザリ。 原作でも説明されていないけど、双子なのにどうして片方は熱愛されて、片方は虐待されたのだろうというのがちょっと疑問だなあ。 理由は、ないんでしょうかね。 乙一の話で子供の虐待ものというと「できそこないの青」が思い出されるところですが、あの話にも「何故」は描かれていないもんなあ。 新人の小林涼子が双子の二役をやっているのですが、難しい役をそつなく演じわけてるという感じがしました。
そして。 ある意味一番の問題作が「ZOO」でしょうかね。 原作の設定を、しかも一部だけ使った、まったく違う話という感じでした。 主人公、もっと駄目な奴じゃないと駄目だーと思うんですがどうでしょう。 村上淳はやさぐれてはいるけど、ちょっと格好よすぎだと思います。 部屋も確かに雰囲気あるけど、オシャレすぎっす。 そしてヒロイン、なんか属性違うんじゃないかなあ。 でも、まあなんかいろいろと印象には残るんですよね。 うーん。縞馬とか。 ヒロインよりも、なんといっても縞馬がね。 しかし、なんであんなに縞馬プッシュなんだろう。 こればっかりは原作をまったく知らない方がむしろ楽しめるんじゃないかなあと思いました。知ってるとつい突っ込みたくなるからなー。
あ、あとは。 いまゲームは ニンテンドーDSは「nintendogs」を。 (ヨークシャー・テリアで名前はナッキーです) パソコンは「ぱすてるチャイム continue」をプレイ中です。 面白いっすよ。 一段落付いたら感想書こうかなと思います。
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