くまま 読みの日記
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2002年03月25日(月) 話せば通じるけど、子供に思われるのはツライ

朝、ちっともカードを見てくれない。
「カード見てよお〜」
母がダダをこねる。

ちっとも見てくれない。
見てくれないこと以上に、「見て」と言ってる自分と言葉が無視されることが悲しくなって、涙がこぼれそうになった。
辛い、悲しい。
胸が苦しくなるくらい・・・

最近いつも考えていることがある。
「楽しく」やらなければいけない、プログラム。
でも、「楽しそうに」やるばかりで、本当は見てくれるかなって緊張してて、楽しんでいない。
10回が10回、そうとは言わないけれど、多分ほとんどがそう。

「楽しく」やりたいけど、緊張しないで、と言われても、しようと思ってするもんでもないし、どうしようも無い。

そして、今日新しい発想が浮かんだ。

ねえ、じゃあ、私が楽しいのって、何の時?

・・・・クーとベタベタ、ダラダラしてる時♪

そっかあ。
でもヒザで見せようと思って抱いても、カードの気配があると、抱かれるのも嫌がるんだよなあ。
と思いながら、クーを抱いて遊ぶ。
近くにはカードがあった。
手を伸ばす。
やっぱ逃げる気配・・・

「ねー、クーちゃん。ママ、いつもこうやって遊んであげるじゃーん。クーも、ママがカードしたい時は見てよお。」
というと、何と、じゃあ早くやんなよ、みたいな態勢で、じっとしてしまった!
結局、膝に乗せたまま、5枚と、ビッツ1セットを見きった。

1歳だと思って、馬鹿にしちゃあいけないね。
ちゃんと、言えば何でも通じるんだね・・・
このセッションは、始めてもうすぐ7ヶ月、初めて、本当の本当に、クーがママの気持ちに応えてくれたセッションでした。

馬鹿馬鹿しいね、こんな押し付けがましい「お勉強」なんて。
情けないよね、1歳の子供に、思いやられる母親なんて。

見て、気持ちを組んでくれたのが嬉しかった反面、辛くもなった。

しかも、「いつも遊んであげてる」と言おうとした時、ものすごくためらった。
だって、「今、お料理してるから、待っててね」「洗濯物干しちゃうから、待っててね」。
「待っててね」は私の得意文句で、その待ってる間に、彼は車のおもちゃで、一人静かに遊び出してしまう・・・
私はそれを見て、また自分の時間を得てしまうことの繰り返しが、私たちの日常だから。

本当に、手のかからない、良い子なんです。
そんな風でいてほしいと願ったわけでも、躾たわけでも、ないんです。
でも彼は、私の居ない時間を、自分で上手く処理してしまうことが、本当に小さい時から、出来る子なんです・・・

とても強く私に依存している子ですが、逆に、私と二人きりの家の中では、私が居さえすれば、結構満足してくれちゃうんだなあ。
もちろん、いつでも話し掛けて、相槌打って、視線を向けてはいるけど、「一緒に遊ぶ」んじゃなくても、大丈夫なんだなあ。

いつも、「大人しい」「良い子」と言われるクー。
ママは時々、その手のかからなさが寂しく、不安です。

今日は11時から2時過ぎまで、上沼公園へ、ヒマちゃん、チーちゃん、ニチカちゃん、ナナちゃん達とお花見に行きました。
別グループで、セレナちゃんやカリンちゃんも居ました。
みんな元気に活動始めても、クーは一人静かに、一所で、誰かのダンプカーやミニカーを借りて、遊んでいたね。
次期にずい分動いてたし、みんな居たから、疲れたんだろうね。

帰ってバタンQだったクーは、夕方起きて、非常にご機嫌斜めでした。
野菜ジュース飲んだのに、まだほしがる。最近、1本じゃ足りないんよね。
でも昼寝前にも2本飲んでるから、もう駄目、と言っても、どうしても、泣き止まない。
結局、夕飯の買出しに行かないといけなくて、「ジュース買いに行こうか」と、買い物に連れ出した。

案の定この機嫌では歩かなかったけど、公園まで来たら行きたがったので、滑り台やブランコした。
機嫌も直って、○ーカドーまで行くと、大好きな花屋の前で、「きれー」。
ママは、君のこのひとことを、いつも待っています。
花を見て、「綺麗」と言えるあなたが、大好きです。

帰りは念願のジュースを持って、結構良く歩いてくれたけど、半分ほどで、「抱っこ」。
でも、今日は荷物が多くて、本当に大変だったの。
「信号まで行ったら、ママ、頑張って抱っこしていってあげる」
約束したから、頑張ったものの、腕に震えが来ちゃうので、「重いよお」と休憩。
降ろすと「ひ〜ん」って言うから、ちょっと待ってもらって、また片腕に抱いて歩き出す。
後2、30mというところで、「重いよー、腕が痛いよー」と、また降ろした。
すると、自分でたったか歩き出してくれた。

今日2度目の、クーちゃんの、ママの訴えを聞いての母思い。
ああ、ありがたいけど、子供に思いやられるのって、なんだか辛いなあ。
でも、クーが本当に優しい子で、ママは本当に嬉しいです!





偶然のように今日来たBBレターで、ジャネット・ドーマンが、上手く行かない理由について、欲張りすぎによる一貫性の無さ、と書いていて、非常に身にしみた。
つまり、私は上手くいっていない母親なのである訳。
もちろん、重々自覚済み。

しばらく、ビッツは続けて、読みのセットをもっと減らそう。
そう、1セットにしてみよう。

クーは最近、読みボードの前に行って、カードをめくってくれたり、本や物も字を指差してくれたりする。
すごく、字を読むとママが喜ぶって、知ってるのね。
だから、私が怒ったりすると、最近やるね。
思わず嬉しい顔になっちゃうので、「ズルイヨ〜」と言ってしまう。
でもね、やっぱり字に関心を持ってくれるのは、嬉しいな!




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