サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
「きのうね、ママがいなくなってね、おみせかなーってさがしてもいなくてね、どこさがしてもいなくて、おうちにいたらケンちゃんのママがとをあけて、みーちゃんいますかーっていったの。」
昨日、幼稚園にかいを迎えに行ったママとみーとあー。延長保育だったので人は少なかった。ママは先生にお金を払う用事があったが、みーは遊具で遊んでいたので「待っててね」と行ってあとにした。先生がなかなか見つからず、10分くらいかかってやっと戻ると、みーがいない。園内を探したが見つからず、青くなっていたところ、一緒にいたケンちゃんのママが「うちのほう見てきてあげるよ」と、自転車で我が家に向かう。うちで「みーちゃん、いますかー」と叫んだら、家の中から出てきたという。
みーは、ママがなかなか戻ってこないので、「お金を払う=お店に行く」と解釈してお肉屋さんに向かったが、いない。それで泣きながら一人で家まで戻ったという。
園内放送でも捜索が行われたらしく、あとで別のママも心配して電話してきたりしたようだ。
みーは泣きながら家に戻る途中、Sくんのママに会ったらしいが、みー曰く「Sくんのママね、ママは? いないの?ってきいただけで、いっちゃったの。」 Sくんママはその直前、幼稚園でうちのママが先生を探しているところに会って知っていたにも関らず、行ってしまったっていうのは、どういうこと? みーの「きいただけで、いっちゃったの」という言い方に、ショックな気持ちが表れている。
ケンちゃんママは、同行したケンちゃんをみーと一緒に家に残し、幼稚園にいるママに知らせに行く。ママが家に戻ると、ケンちゃん一言、
「みーちゃん、よくがんばったね。」
おとなだねえ。
みーは、帰る途中、「ママとあえますように」と神様にお祈りしたらしい。みーがちゃんと神様を思い出してくれたのもうれしかったし、その祈りを神様が聞いてくださったのは、何より感謝なことだった。ほんと、何があるかわからない昨今だからなあ。
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