サズカリ  おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)


2004年06月29日(火) 2人組リレー

先日行われた幼稚園でのミニ運動会の種目に、2人組みで走るリレーがあった。ペアで(手をつないで)走るので、相性が重要になる。片方が転んだりしたら待っていなくてはならないし、速くない子のためにコーナーでスピードを緩めてあげることも必要。人間性が養われると言えよう。

で、これの練習を2週間くらい前から毎日やっていた。どういうペアで、どういう順番で走らせるのがベストか、先生たちが本番に向けて試行錯誤するようだ。

練習とは言っても実際にクラス対抗でリレーをするわけで、それはそれでいいのだが、お母さんたちのほうが、今日は誰と誰が組んだ、何位だったと毎日その話題で盛り上がっていたらしい。うちのママさんまで、毎日「かいがさ〜」と敗因分析しながら熱心に語る。「一生懸命走ってればいいじゃん」「だって、せっかくやるなら勝たせてあげたいでしょ。」

「うちの子は○○ちゃんと組ませてください」と進言するお母さんもいたし、アディダスの靴を買ったお母さんもいる。もっとも、本人はアディダスは重すぎて「これじゃはしれない!」とズックに戻ったそうだ。まあ、子供にプレッシャーにならないようにほどほどにね。

とはいえ、実際かいのクラスは1位になったことがなかった。練習でもいつも3位とか5位。しかしある日とうとう1位になり、先生もママたちも狂喜乱舞。そのときがベストポジションということで、本番でもかいはトッチと組んでなんと一番手で走ることになった。(かいは一応「速い」ということになっている)

しかし、かいに足りなかったのは「闘争心」。どうも「負けたくない」という気持ちが弱く、競ってくると譲ってしまう。本番でも一番内側からスタートしたものの、混戦を抜け出したときには3番手となっていた。しかし後続がよくがんばって、アンカーペアではトップに追いつくほどになった。ママたち大興奮。が、トップを追い抜こうとした2人の気持ちは左右に分かれてしまい、ばらばらにゴール。結果、2位。でも、先生もうれしそうだった。正直、僕も感動した。


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