サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
この間、即興寝物語で「海苔」のお話をさせられた。みーのリクエストである。袋に入った味付け海苔が気に入っているらしい。
パパは考えて、のり7兄弟の話をした。
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のりいち、のりじ、のりさぶ、のりし、のりご、のりろく、のりしち。 7兄弟が袋に仲良く入っていた。 ところがのりいちがかいに食べられそうになって、みんなは叫んだ。 「のりいちー!!」 のりいちは 「だいじょうぶ、あとでかいのお腹の中で一緒になれる。先に待ってるよー!」 と言ってかいに食べられていった。そしてのりじ、のりさぶ・・と順番に食べられていった。 ところが最後ののりしちの番になって、みーが「ちょーだい」と言ったので、やさしいお兄ちゃんはみーにのりしちをあげました。こうしてのりしちだけ、みーのお腹の中で、一枚寂しく過ごしましたとさ。
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この話がウケてしまった。ご飯になるとかいもみーも毎回味付け海苔を要求し、「これはなに?」と一枚ごとに名前を聞いてくる。そしてご飯を包んでいよいよ口に入れるとき、パパ、またはママが 「のりいちー!!」 などと叫ばなければならない。ローテンションで 「のりいちー」 とやると、みーが 「おいいちー、やら、おいいちー!!、やって」(前がローテンション、後がハイテンション) とクレームがつく。ママは 「なんでこんな話にしたの?」 と迷惑げ。 「一枚だけ別なんて寂しいじゃない。」 するとかいが 「ちがうの、これはおはなしなの。」 とかばってくれた。ははは。まあ、家族でご飯を楽しく食べられるのは良いことだよ。
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