新生活が始まりました。 と、いっていいのか、ちょっと自分でもあやふやなのですが、とりあえず新しい土地に移ってきました。 祖父母が長野県某所で二人暮らしをしていまして、小さいころからかわいがってもらっていたので、とりあえずひとまず、今そこにごやっかいになっています。 花の家事手伝いライフです。 農家の朝は早く、6時起床で朝食を作ります。 一人暮らしでは考えられないことだ…。 そして、田んぼや畑に仕事に出かけます。 ジャージに麦藁帽子、長靴、軍手といういでたちです。 祖父母はもう70を超えているのですが、畑では本当に力強い。 くわを器用に操って、見る見るうちに畝ができ、苗が植えられていきます。 私なんて、全然役に立ちません。大地に足をつけて生きてきた人は豊かで、本当に尊敬に値します。 力仕事ではとてもお役に立てないので、私はせめて台所仕事と、雑用ぐらいは猫の手ぐらい役にたちたいなあと思ってます。
ここでは、これまでの私の暮らしとまったく違う、ゆったりとした時間が流れています。 竹の子が出れば堀に出かけたり、天気がよければ畑を耕す。 お客さんがくればお茶をのみ、雨が降れば本を読む。 桃源郷というのはこういうところのことなんだろうなあ、と思います。 3月までの私は、5分、いや1分刻みの生活でした。 そうそう、ちょうど昨日、学校の夢を見ました。 終業式の日なんです。 もう終業式も終わって、「さあ、このHRをすれば今学期もおしまいだ」と、教室へ行こうとした瞬間、通知票にまだ成績を記入していなかったことに気づいたんです!! やばいーー!!まじか どうしよう!どうしたらいいんだー! 生徒を教室にほっておいて超マッハで成績書くか? 「ほんっとすいません!明日通知票をみんなの家に持っていくから許して!!」って謝りたおすか? どうすりゃいいんだーー!!!
と、絶体絶命のピンチで目が覚めました。よかったわあ。 でも、寝ぼけていたので、 朝ごはんを作りながら 「こまったなあ。どうしよう」 といつまでも考えつづけていました。
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