感想メモ

2019年02月19日(火) ひぐまのキッチン  石井睦美


石井睦美 中公文庫 2018

STORY:
就職活動に失敗したまりあ。祖母の紹介でコメヘンという会社を紹介される。職種はなぜか秘書。引継ぎを終え、いよいよ独り立ちするが…。

感想:
 祖母の紹介で入社することになったコメヘンという会社は、中小の商社で、食品を扱っている。

 社内にはなぜかキッチンがあって、入社初日からそのキッチンでお好み焼きを焼く歓迎パーティーが開かれる。

 どうやら秘書は折に触れてキッチンで料理をしなくてはならないようなのだが…。

 中小企業ならではののんびり感とか、料理で来客のおもてなしをするだとか…ほのぼのした小説ではあるが、逆に言えば、あまり大した出来事も起こらずに、だらだら〜っと物語が進む。

 そんなわけで、思ったよりも面白くなかったというか。優等生っぽい感じの物語なのかも…。


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