宮下奈都 文藝春秋 2016
STORY: たい焼き屋の店主のこよみと、たまたまたい焼きを買ってこよみと仲良くなった行助。こよみは不幸な事故に遭い、前日のことを覚えていられない記憶障害になってしまい…。
感想: 記憶障害の人物を描いた小説はいくつか読んできて、またそういうのか…というような気もしたけど、読んでみた。しかし、読んでから時間が経ってしまったのもあって、印象が薄くなってきているような。
ものすごく話も短くて、特に何か話が進展するわけでもなく、淡々と続いて、終わるような印象。
でも、その人物に障害があってもなくても、人生ってそんなものなのかもしれない。
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