| 2007年06月20日(水) |
14歳 千原ジュニア |
千原ジュニア 講談社 2007
千原兄弟の弟ジュニアが、自分がかつて14歳の頃、引きこもりになっていた当時のことを書いた作品。
私は千原兄弟はあまりよく知らない。が、評判になっていたみたいなので、読んでみることにした。
14歳にして、学校に行かず、部屋に閉じこもっていた「僕」の心情を綴っていくこの作品、引きこもる人の心情を知りたいという場合にはもしかしたらいいのかなとも思う。
私はこういう子もいるんだろうな・・・と思うくらいで、特に感慨があるわけでもなかった。
それより、家族がかわいそうだなと思った。この子はこれでいいのかもしれない。でも、周りの家族、とりわけお母さんがかわいそうで・・・。でも、救われるのは、僕自身もお母さんやお父さんに悪いと思っていて、心の中では「もう少し待ってください」と思っていること。ただ、口に出して伝えなければ、周りには何を考えているのかわからない息子、兄弟・・・になってしまうよね・・・。
「僕」のような人ばかりではないと思うので、すべての引きこもりのケースに当てはまるわけではないと思う。けれど、興味深い経験談ではあった。
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