| 2007年01月22日(月) |
おんぶにだっこ さくらももこ |
さくらももこ 小学館 2006
さくらももこが幼少時代を思い返して綴ったエッセイ。書き下ろし。
自分の記憶について思い返してみて、一体何歳くらいまでを人は覚えているものか?
このエッセイではさくらももこは2歳頃のことを鮮明に覚えているみたいで、あまりのことにびっくりした。確かに2歳頃の記憶は断片的にあるような気もするが、それは写真などを見たり、家族に話を聞いたりしたものを、自分で頭の中で組み立てただけかも知れず・・・。だから、余計に驚いた。
そういう意味でも結構興味深いエッセイではあるかと思う。
子供時代にあったあれこれ、今となってはなんでそんなことにこだわったんだろうと思うような事柄・・・。そんな誰にでもありそうなこと、でも、誰にでもあるわけでもないのかも・・・というようなことがまとめられていて、ちょっとしんみりできる。
子供の頃からやっぱりさくらももこはちょっと普通と感性が違っていたんだろうな・・・と思った。
一時の絵ばっかりで文字が少ない・・・という感じではなく、イラストもあるが、文の方が多いのでよかった。これからもこういう路線ならいいかも。
ちなみに『ひとりずもう』 とこの作品、そしてもう1つ慣用句(?)シリーズを出すらしい。次のタイトルは何かな?
|