感想メモ

2006年01月22日(日) 男たちの大和/YAMATO

男たちの大和/YAMATO

 夫に見たいとせがまれ、一緒に見てきた。

 私は元々戦争物は小学生の頃にたくさん読んだし、また大学生の頃にもそういう関係の映画を色々見たりして、もうたくさんだ・・・という気分になり、それからは戦争物の本や映画をあまり見なくなった。だから、久しぶりに太平洋戦争というものにまた触れたわけだが、やはり壮絶だったし、忘れてはならないことだと思った。

 戦後60年が経ち、いまどきの若者は戦争について知らないとか、アメリカと戦ったことさえ知らないという話を聞いてびっくりしてしまった。私が子供の頃は、戦争について先生が色々教えてくれたし、自分の祖父母などに体験を聞いて、授業で発表するとかもあった。そして、戦争は決してしてはいけない、二度と同じようなことを繰り返してはならないということを、何度も聞かされたものだった。今ではそういう教育もされていないのだろうか・・・。

 映画館には家族連れなども見られ、子供から年配の方までたくさんの人が入っていた。皆、映画が始まると泣いているようだった。私もやはり涙を抑え切れなかった。終わってからも誰一人途中で席を立つ人がいなかった。

 あとから調べたら、この映画は実際に大和に乗っていた人やその家族に詳細に当時の様子を聞いて、かなり忠実に再現しているようだ。まだ17歳くらいの若い子たちが、壮絶な死に方をしたのだな・・・と思った。

 あくまでも日本の視点から描かれているので、アメリカ人は全然出てこない。でも、それが情報もあまりよく知らされていなかった当時の現実だったのかもしれないと思う。

 生き残ってしまった人もどうして自分だけが助かったのかという罪悪感を持ちながら60年を過ごしている。最後の「自分の昭和がこれで終わった」という言葉にすごく重みがあった。

 この物語の主要人物は森脇役の反町隆史と内田役の中村獅童。私はやっぱり反町派。獅童の濃い感じが苦手かも・・・。反町の方がスマートな感じでやっぱり軍人役が似合う・・・。

 長嶋一茂がものすごくお得な役で出てきている。もう少し低めの声だとより心に響くような気がした。

 とにかくよい映画なので、多くの人に見てもらえるといいなぁと思った。


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