感想メモ

2005年10月29日(土) エンジェル  石田衣良


石田衣良 集英社文庫 (1999)2002

STORY:
気づくと誰かに殺されて自分が埋められているところだった。過去をフラッシュバックし、現在までたどり着いたと思ったが、2年分の記憶を失っていた純一は、なぜ殺されたのかを突き止めようと調査を開始するが・・・。

感想:
 石田衣良はよく名前を聞くけれど、1冊も読んだことがなかったので、読んでみることにした。感想は・・・う〜ん、面白くもないなあという感じ。

 一番気になったのは文体。「別な」「嘘な」みたいな使い方が多用されていて、確かに口語ではそのような使い方もすると思うのだが、文章でこういう書き表され方をすると、正しいのだろうか?とちょっと違和感が・・・。

 内容的にもどこかで聞いたり見たりしたことのあるような幽霊の特性をあわせただけというか、オリジナリティがあんまり感じられないような気がした。

 ということで、大して面白くもなく、普通の仕上がりな感じ。とりあえず最後まで読むのにすごい苦痛を感じるということはないけれど、読み終わっても面白かったなーというような感慨はない感じ。


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