2005年09月18日(日) |
ひとりずもう さくらももこ |
さくらももこ 小学館 2005
久しぶりのさくらももこのエッセイ。青春を題材としている。小学校高学年くらいから漫画家デビューするまでのことを思い返している。
最近はずっと絵が多く文章が短いエッセイばかりだったけれど、久しぶりにきちんとしたエッセイ。おまけに元のさくらももこに戻っているような気がする。これならお金を出しても惜しくはないかも。
一番感銘したのは、自分がなりたいものになるためにどうするかということ。なりたいからといって誰でもがなれるわけでもないが、それに向かってアプローチを変えたりするというような部分は、今現在進路をどうすべきかと思っている人には感銘を与えるかもしれない。
さくらももこの高校時代は何もせずだらだらとしていたらしい。でも、これも後に忙しくなる人だったからなのかしら・・・。のんびりしている時期が多い人は、後に忙しくなる運命だからなのかなぁなんてちょっと思う。忙しくなったらのんびりしていた日にはもう戻れない・・・のかも?
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