感想メモ

2005年02月12日(土) オーシャンズ12

 先日、テレビでやっていた『オーシャンズ11』を復習のために見てから、映画館へと見に行った。そろそろすいてきたかと思っていたら、全然そんなことはなく、ほぼ満席状態だった。

 映画は前作に比べると私は面白いかなと思った。でも、前半はまずまずとして、中盤ですごくだれたところがあり、そのあと最後でまた面白くなるというような感じだった。その中盤のどうでもいいようなところをカットするなりすればもう少しテンポが出て面白かったのかもしれない。

 前作は物を盗むということを単純にストーリー化したものだったけれど、今回のはただそれだけでは面白くないということで、脚本とかもひねりをきかせてきたのだというのはわかった。だから、私はただ盗むだけの前作よりは面白いと思ったけれど、12人ものメンバーがいるのか?と聞かれたら、いらないのでは?と思う。主要の3人だけで十分のような。

 今回は主要メンバー以外はあんまり出てこなくて、実際のところいてもいなくてもそんなに変わらないような気がしたのだが・・・。(前回も人数が多すぎてよくわからなくなっていたところがあったし)

 それよりもオーシャンズのメンバー以外のナイト・フォックスだとか、キャサリン・ゼタ・ジョーンズのイザベルといった面々の方が個性的で面白い存在だった。

 ジュリア・ロバーツとカメオ出演らしいブルース・ウィリスの顛末も、どうも強引過ぎていまいちだった。どうせならもっと違うネタで攻める方がよかったような。この辺は脚本の手抜きなのかな。ちなみに私はブルース・ウィリスだと最初わからなかった。そのくらい外人の顔はよくわからない人なのである・・・。この間『アルマゲドン』を見たばっかりだったのに・・・。多分映画好きの人ならすぐにわかっただろうし、そういう人なら楽しめたのかもしれない。

 結構面白い展開とどんでん返しっぽいものが最後の方に終結しているのだけれど、どうせなら中盤のどうでもいいようなエピソードはなくして、すぐにここに持っていけば飽きなかったのになぁと思った。


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