感想メモ

2002年09月04日(水) 新版 指輪物語2 旅の仲間(上2) J・R・R・トールキン

瀬田貞二・田中明子 訳 評論社文庫 (1954,1966) 1992

STORY:
フロドの一行はさらに先を急ぎ、トム・ボンバディルと出会う。彼らは塚人に捉えられるが、間一髪のところをトムに助けられる。その後、小馬亭という宿屋でフロドは過って指輪を使ってしまい、敵に居所を知られてしまう。彼らは小馬亭で馳夫と出会い、彼が魔法使いガンダルフと親しかったことを知り、彼らは馳夫とともに旅をすることに決める。また小馬亭の主人からガンダルフからの手紙をもらう。翌日、彼らは逃げるように裂け谷に向けて旅立つことにする。途中黒の騎手にフロドは襲われるが、何とか一命を取り留める。そして、さらに途中でエルフたちと合流し、彼らは先を急ぐが・・・。

感想:
 いまいち面白くないところ(字の文で風景描写が続くところや、歌が多用されるところ)と面白く話が続いていくところの差が激しいかも。
 
 なぜかこの巻の巻末に解説がついていて、この物語の筋立てを簡単に説明しているのだが、まだ読んでいないのに先が読めてしまったような気が。もしかして細かいところは読まずあらすじだけ知った方が簡単でよい? なんて思ってしまう。

 決して面白くないわけではないのに、どんどん読み進めていけないのは、やはり話が古いからなのだろうか。いや、ただ単に自分が字の文、特に風景描写や人物描写があまり好きじゃないからかもしれない・・・。


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