感想メモ

2002年08月16日(金) 新版 指輪物語1 旅の仲間(上1) J・R・R・トールキン

瀬田貞二・田中明子訳 評論社文庫 (1954、1966) 1992

STORY:
ホビットたちの歴史や特徴を記した序章と物語の始めの導入部分が中心。このシリーズは全部で9冊あり、最初の4冊で1部となっている。その1冊目の上巻の1では、ビルボが冥王サウロンの魔法の指輪をどのようにして手に入れたか、そして、その指輪を自分の後継者フロドに託して旅に出た経緯、またフロドが指輪がどのようなものであるかを魔法使いのガンダルフから聞かされ、仲間とともに旅に出るまでが描かれている。

感想:
 すべての感想は少なくとも第1部を通して読んでからでないと書くことはできないかと思う。なぜこれを書いたかというと、ただ単に日記をサボっているわけではないということを言いたかったからかな。一応読んでるんだけど、なかなか進まないし、このくらい長編になると、ここも数ヶ月くらい止まってしまうかもと思って。

 読む前から多くの人に最初の序章で嫌になって読む気がしないなどと聞かされていたため覚悟はしていたが、やっぱりこの部分を読むのはちょっと苦しかった。眠くなってくる。でも、この序章を終えてストーリーが始まると、かなり面白くなってきてスムーズに読むことができる。

 今後の展開が少し楽しみな感じの1巻。でも、登場人物がわからなくなりがちなので、本のところに登場人物とその経歴みたいなのが書いてあったら便利なのに・・・と思わないこともなかったりする。


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