楓蔦黄屋
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2013年03月19日(火) |
ジャンポールエヴァンゲリオンって今更言われてもな |
「今度生まれ変わってきたら ピッカピカの最新鋭おもちゃ超人になって またおまえとタッグを組みたい」 ―――――スプリングマン
そのあとの「オレはバネボディのままのおまえでいいんだ!」というセリフも相当グッときますね。 両者とも「バッファローマンに言いたい・言われたいセリフ」ともに暫定1位。
というわけでこんにちは、完璧超人グリコです。 キン肉マン初心者のため、まだスプリングマンの死をうまく受け止められません。 漫画読んでこんなに泣いたのは、「ちはやふる」最新刊を読んだ以来ではないでしょうか(けっこう最近)。 っていうか、そのうちまた出てくるんじゃねえのか最新鋭おもちゃ超人。
思わずスプリングマンの名台詞を冒頭に持ってきてしまいましたが、 それよりもここんとこ「日記」につけるにふさわしい出来事が1日で2つも起きたので、 今日はそのうちの1つをお話したいのですよ。
生まれて初めてジャン=ポール・エヴァンのチョコレートを食べました
@JEAN-PAUL HEVIN「バー ア ショコラ」(「チョコバー」だと別物)
ジャン=ポール・エヴァンといえば、 漫画「ハチミツとクローバー」で真山巧が 藤原デザインの先輩たちから、野宮匠と比較されて惨敗したときに 例えとして使われたチョコレートブランドとして有名ですね。 私はそれ読んで初めてジャンポールエヴァンとリンツってものを知り、 「おお、さすがおしゃれ漫画。ゴディバとハーシーズじゃないんだな」と 妙に感動した覚えがあります。
でまあ、たいそう美味しそうなチョコレートだなってんで いつか食べてみたいとは思ってたんですが、 まさか初体験がイートインになるとは思いませんでした。敷居高いぜ!
「お客さんが誰もいないなー」と思ったらまだ開店直後でした。無自覚でした。ものすごくはりきってるみたいじゃないか。 案内してくれた店員さんはにこやかでした。
こぢんまりとした店内、壁とかテーブルとかチョコレート色でとてもシック。 ここで一瞬「なんでこんなに茶色なの?」という わりと純度の高い疑問が素で頭に浮かびましたが、どうにか口にする前に思いとどまれました。 これが皆さまもご存じのグリコクオリティですね。
お冷やのグラスがたまご型でかわいらしく、 それだけで「なんだか卵対決を思い出すわね!」と ゆう子ちゃんばりにテンションがあがっちゃいます。
…で、これを注文しました
写真がこれしかないので再掲載
えーと、左「ショコラ ショ」と右「ムニュ ルネサンス」シリーズの2010年バージョン、でしたかね。どうだったかね。 ルネサンスのほうは暗くて見づらいですが、ケーキ的なチョコレートにカシスと抹茶のアレが層で入ってました。
カシスのアレの入ったチョコレートのケーキはもともと好きなんですが、 「もっとカシスが多くていい協会・もっとカシスすっぱくていい支部部長」の立場をとる身しては このジャンポールのヤツはカシスのアレの割合が多くてもう非常に俺好みでした。 カシスのアレの中に果肉まで入ってて、まあこの果肉がカシスなのかはよくわかんなかったですが、そりゃもうパラダイスでした。 うめえ。
そしてショコラショ。「フランス語でホットチョコレート」「ココアやミロとは別物」程度の知識はありましたが 実際に味わうのは初めてでした。…たぶん。おそらく。いや1回ぐらいあったか?まあいいや。 漫画で読んでたので「甘ったるいのとは別物なのでケーキと飲んでも大丈夫」っていう前知識はありましたが、 飲んでみて本当にケーキと一緒に飲んでも大丈夫だったので驚きました。 いや甘いのよ?甘いは甘いのよしっかり。でも何ていうか、あー、何ていうの、 海原雄山いうところの「柿の甘さを超えない菓子」的な甘さ?いや絶対超えてるけど。余裕で超えてるけど。生クリーム入れても味が変わらなかったぐらい超えてるけど。 よくわかりません。「あまいはうまい」ってやつか。
ああ、さすがに一人で行ったんじゃないよ。
※追記※ ここで「3年奇面組」が読めるんですけど、これは何のトラップですか?それとも天国ですか?嬉しすぎる。
楓蔦きなり
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