楓蔦黄屋
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2009年12月31日(木) ♪ね ん ま つ だからー

冬コミ行ってコスプレしてきたよ!

正しくは
狼と香辛料のホロのコスプレを
 kokeさんに頼んでやってもらいに行ってきたよ!」
です。

で、私も便乗してヒツジの着ぐるみを着ました。
テーマは「賢狼ホロとお弁当」(おおかみはひつじをたべるからね)。


神々しいぐらいに美しいホロ(天然)と

神々しいぐらいにキャワいいヒツジ(レンタル1万2千円)


美しい女の子がキャワいいヒツジと一緒にいりゃあ
目を引くのは当たり前ってんで、
コスプレ広場に到着してひと息つくなり
フランスのテレビ局クルーに撮影されました。
そのあとはもうカメラの嵐で、撮影が途切れねえ途切れねえ。
3歩進むごとに声をかけられました。
正直言って目論見どおり。

ヒツジはホロを引き立てるためのいわば最大の小道具なわけです。
撮影されているこけさんを眺めながら
「皆の者!この美しいホロを堪能するがいい!」ってな感じで
ニヤニヤしていた時間はまさに至福。
っつーか、今思えば別に引き立て役要らなかったけどな。


着ぐるみの弱点のひとつは視界が狭すぎて
自分じゃ周りの様子が全然わからないことですかね。
一応目んとこと口んとこが穴空いてて見えるようになってるんですけど、
位置が低すぎてずーっと地面しか見えない。

だもんでホロとアマーティーのコスプレをした人たちに出会ったときも、
まったくと言っていいほどお顔が見えませんでした。
その人たちといっしょに撮影されたときは
周囲に20人ぐらい集まってすごいことになってたみたいですが、
全然それを実感できる瞬間がありませんでした。


これが件のすごいことになったショット

ああ、可愛いことになってるねえ


中身はこんな感じ

ちょっとウトウトしかけたりもした



だもんで、この時いきなり誰かがデカい声で
「カウントしまーす!5、4、3、2、1!」って言い始めたときは
何か爆発すんのか?ってな感じでちょっとビビったんですが、
聞くところによると、これはあまりにも撮影が途切れない場合に
コミケのスタッフが撤収をかける「カウント」という現象らしいです。
これはレイヤーの間でもちょっとすごいことらしいので、
こけさんと一緒に「すごいねー!すごいねー!」と喜びました。
まあ、喜びながらも「こけさんなら当然じゃね?」って思ってましたけども。


そんなわけで、非常に楽しかったです。
コミケのスタッフさんが「着ぐるみは絶滅危惧種だ」つってたけども、
着ぐるみ楽しいよ?皆もっとやりゃあいいのに。つけ睫毛つけたりガンガン目張りしたり顔のライン隠すように一生懸命ウィッグをカットしたり終始アゴひいて上目遣いでカメラ見つめたりって一切しなくていいんだぜ?スッピン晒して突っ立ってるだけで「かわい〜」って声がとんできたり「写真撮ってください〜」って言ってもらえるんだぜ?あまつさえ調子に乗って抱きついたりしてもキャーって喜ばれるんだぜ?「可愛いのは俺じゃなくて着ぐるみ」ってしっかり認識しててもなお余りある楽しさなんだぜ?マジやってみって1回。「メガネかけると光浦靖子に激似」って大評判の俺が言うんだから間違いないって絶対。

でもあんまり可愛い可愛いって言われすぎて、
終盤「ごめん中身が俺で」ってものすごい罪悪感にかられるから要注意。

しかしこけさんのホロは可愛かった。あのー、言っとくけどこの場合の「可愛い」っつうのは「レイヤー同士で褒め合うレベル」じゃないですから。「プロレベル」ですから。「加藤ローサレベル」と言い換えてもいい。だって着ぐるみに負けないんだぜ?食われないんだぜ?おそらく明日にはそこらじゅうに画像が散らばると思うんで、思う存分堪能してください。ではグンナイ。


楓蔦きなり

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