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■ ハナビたんハピバ
我らが女王様のご生誕の日でございます。 ハナビたん、お誕生日おめでとうございます〜 で、何か企画しようしようと思いつつ、何もやっていなかった薄情者でございます(遠い目) いや…なんかここ最近、ママ友らの集会?茶会に行っておりまして、うーたんと親子して遊び呆けておりました。 つか、お子ちゃまのパワーに負けて力尽きてた? 月曜日までに通販のお申し込み頂いた方へ、本日郵送にて本を発送致しました。 近日中には届くと思われます。 どうぞご賞味下さいませ。
んでハナビたんのお祝い埋め合わせに、急ごしらえの小話なぞヒトツ…。
* * *
『美味しい召喚術その壱』
「ヒナタ姉さま、一緒に見て頂きたいモノがあるのですが…」
そう言って、ハナビは手に持った巻物を姉の前で広げて見せた。
「ハナビ…どうしたの? コレ…」
古めかしい巻物を目にして、ヒナタは、綺麗な薄紫の瞳を丸く見開いて妹へ尋ねた。
「誕生日プレゼント。父上が、いずれハナビにも必要になるだろうからって…」
ハナビが、どこか不安そうな面持ちで答える。 ヒナタが不思議そうに小首を傾げると、最近伸ばしはじめた藍色の髪が、肩に届きサラサラと波打つ。
「でも…巻物の呪文が今ひとつ分からなくて…姉さまに、見て貰おうと思ったのです」 「ふう〜ん。図式から見て召喚術っぽいね」
仲良く額を寄せ合った姉妹は、真剣な眼差しで巻物の内容を読み取ろうとした。
「お父様は、何の術か教えて下さったの?」
ヒナタは、何故かひそひそと周囲を憚るように小声で尋ねる。 日向宗家の秘術の類であれば、勿論の事巻物の存在は内密にせねばならない。
「ううん。なにも…でも、緊急の際に使えるモノだから覚えておきなさいって…」
ハナビは、父親の思惑が分からず眉根を寄せて一声唸る。
「そう…じゃ、一度練習してみる?」
ヒナタは、ニコリと笑ってハナビに呪文の詠唱を薦めた。
「うん…じゃあ、今からやってみるね」
ハナビは姉の言葉に素直に頷くと、ヒナタから手解きを受けつつ巻物の図式を見ながら幾つかの印を組む。
「何が出てくるのかな?」
素朴な疑問を呟きながらヒナタは、ニコニコと嬉しそうに微笑む。 ヒアシが、可愛いハナビの誕生祝いに贈った召喚獣ならば、きっととても素晴らしいに違いない。
「召喚!!」
最後の印を切った後、ハナビは鋭く叫んだ。
不安と期待の入り混じる瞬間。 ぐにゃり…とその場の空間が捻じ曲がった。
「成功…した…かな?」
ハナビは、馴れぬ術の緊張感でハアハアと乱れた呼吸を整え呟いた。
「うん! ハナビは、ちゃんと成功したみたいだよ」
ヒナタが、鋭い視線でジッと見据える先に、たしかな生き物の息使いがする。 モクモクと白煙が立ち昇る影の向こうには……。
「日向は木ノ葉にて最強!! 覚えておけ!」
聞き慣れた人の声が、それもとてつもなく身近な成人男性の声が、逞しくも凛々しく姉妹の鼓膜を震わせた。
「ち、父上!?」 「お父様!?」
姉妹の咽喉から、次々と上擦った驚愕の声があがる。
「うむ。見事召喚できたな…これぞ日向宗家の最終奥義『パパの叱咤激励☆の術』である! 戦いの際、チャクラ参の奥義発動後、もれなく追加攻撃をしてくれる素敵な術だ。今後、緊急の際は頻繁に活用するように」
娘たちによって召喚されたヒアシは、渋みのある口調で呟くと、宗家当主としての威厳溢れる姿でヒラリとポーズを決めて見せたのであった…。
オチはなし
ヒアシが、胸を張って娘に伝えるコノ日向宗家の秘術…。 それは、とあるゲームで実際に使える素晴らしく美味しい日向親子の愛を垣間見る事のできる技。 ナルティメットヒーロー2・そして3の次回作であるアクセルにも、このスキモノな設定は生かされるのであろうか…。 ヒナたんは勿論のコト。 3でのハナビたん登場&キャラの使用可という僥倖で、次こそはヒアシ様が隠しキャラとして使用できるモノと期待しております。 はやくこないか発売日〜らりほ〜
そんな感じで、すみません。 ネムネムな脳ミソで書いたコネタ終了であります。
2007年03月27日(火)
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