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■ コネタでお茶を濁す
えいぷりるふーるにも、何も投下できず地団駄ふんでおります。 昨日は、うーたんの右目に雑菌が入ったらしく、朝から目やにが出てとまりませぬ。 最近、眠くなると目をゴシゴシ擦るクセがあるからしょうがないのかな。 日曜日だった事もあり、清潔にして一日様子を見てました。 今日は午後から眼科に連れて行って、洗ってもらうかの〜
んでもって、コネタ。 ハナビ(弟)設定でどぞ。 自分の子供でネタを妄想する母を許せ…(遠い目)
* * *
その日の早朝。 ヒナタは、いつも通りの時刻に起床し、朝餉の準備をして家族が食卓に揃うのを待っていた。
「…姉さん。おはようございます」
一人、朝稽古をすませてきたハナビ(弟)が、居間に入ってきてヒナタに声をかけた。
「おはよう。ハナビ。…あれ? 目をどうかしたの?」
弟の声に、ニコリと微笑みながら振り返ると、ハナビ(弟)がしきりに右目を気にして擦っているのに、ヒナタは気づいた。
「……うん。なんだか、朝起きた時からずっと右目だけぼやけていて…顔を洗っても、すぐ目やにが出てきてしまうんです」
視界が霞むのがイヤらしく、ハナビ(弟)はゴシゴシと乱暴に手の甲で目を擦った。
「あ! 駄目だよ、ハナビ! 結膜炎になっちゃう!」
ヒナタは、慌てて弟の手をとると、屈みこむようにしてハナビ(弟)の右目を覗き込んだ。
「ん〜赤く充血してないけど、雑菌が入っちゃってるのかな? 心配だから洗眼薬ですすいでみようか?」
ヒナタは、手早く水をはった手桶と清潔な布、そして薬を準備した。 手招きしてハナビ(弟)を座らせると、
「膝枕でいいかな? ハナビの楽な姿勢でいいから、少し横になっていてね」
ヒナタは、給仕用のエプロンを外し、ポンポンと自分の太腿を叩いてハナビ(弟)にソコへ頭を置くよう促した。
「ねっ、姉さん!? 膝枕は結構です! もう小さな子供ではないのですから、それくらい自分一人で出来ます!」
ハナビ(弟)は、頬を染めて抗議の声をあげた。
「私の膝枕は嫌? だってハナビ…、いっつも昼寝する時は、ココが気持ちよくていいってねだってたのに…」
姉の柔らかな太腿で、ハナビ(弟)が昼寝をしたのは、もう大分前の話である。 もう子供ではないと主張する弟を、ヒナタは、シュン…と哀しげに見つめ返した。
「そう? そう…だよね」
ハナビの思わぬ反応に、ヒナタは、残念そうに呟いた。 寂しげに俯くヒナタの瞳が、わずかに潤むのをハナビ(弟)は見過ごせなかった。 ヒナタが、弟に対して過保護なほど甘いように、ハナビもまた、ヒナタにはとことん弱く甘かったのである。
「……姉さん…。その、…お願いします……」
ハナビ(弟)は、軽く溜息を吐きながら、姉に逆らえない己の未熟ぶりを改めて実感したのであった。
* * *
オマケ
* * *
「なっ!?」
朝餉を頂く為に、ちょうど居間に入ってきたネジは、宗家姉弟のあられもない姿を目撃してしまった。 驚きのあまり声もかけられず、しばらく廊下に立ち尽くしてしまう。 ヒナタが膝枕をして、ハナビの顔に覆いかぶさるかのような…今まさに接吻するかのような構図。
「何をしているんです! ヒナタ様!? ハナビ様!!」
ネジは、ほとんど叫ぶような勢いで声を荒げた。
「あら? ネジ兄さん、おはようございます」
すごい剣幕のネジの声に顔を上げたヒナタは、キョトンとした様子で、暢気に挨拶を返した。
「ナニって、ハナビの目の様子を見ていたんですが…それが何か?」
ヒナタは、不思議そうに小首を傾げて、ハナビの顔を見下ろし、ついで蒼ざめたネジの顔を見る。
「……ネジ兄上…」
ハナビ(弟)は、溜息まじりにネジの名を呼び、ヒナタの膝からムクリと頭を起こした。 ハナビ(弟)の批難するかのような眼差しが、ネジに突き刺さる。 この時になって、ようやくあらぬ妄想をしてしまった事に気づいたネジなのであった。
……ちゃんちゃん(終)
んでもって、しばしの間お茶を濁させて頂きたく。 キバハナUPできず、スマンデス〜もうエロに固執しない方向で書こうかと(苦笑) ちなみに、この『眼』ネタ…ヒアヒザ版もございますが、それはまた明日にでも…(ニヤリ)
2006年04月03日(月)
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