的想


2004年08月05日(木) 日常

私がここにくることを恐れていた理由は
あなたの日常を変化させてしまうこと。


私がここにくれば、どうなるにせよあなたの日常は変わってしまう。



私さえいなければこうできたのに。
私さえいなければ行っていたのに…。


そんなことがたくさん出てくる。


それを私は恐れていた。



あなたが、私がいることで遠慮してしまうこと。
それを私が気がついてしまうこと。


すごく怖かった。




案の定それはたくさんあったし、
逆のパターンだってあった。



恐れていつつ
「私がいるのに」
そんなことを思ってたくさん泣いた。
眠れない夜だってたくさんあった。

それは今でもあるけれど、
ふと昨日思い出して泣いた。



どうしてあの時、あのヒトはそうしたのだろう?
未だに聞けないでいる。


あのヒトはきっと私がいじけていたことを気がついた。
「だから今年はこうした」
そう言った。


今年、そうしてくれたことは嬉しかった。
けれど、そう思われていたことがすごく悲しかった。



だったら、私がいなかったらあなたは自由に過ごしていたのでしょう?
私がいたから、あなたは束縛されてしまったのでしょう?






消えたくなった。
私のことなんて考えなければいいじゃない?

あなたは自由に飛べばいいじゃない。





思い出して泣いた。







強がり。
本当はいつだって私のことを考えてほしいし
気遣ってほしい。


そばにいてほしいし、一緒に過ごしたい。












それは決して叶わない願いだってこと
わかってる。


大丈夫、私はもう子供じゃないから。


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ウミネコ

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