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- 2004年10月01日(金) 歩いて帰ろう。
えぇ、和義さんですよ。 今日のいいともゲストだったんで。 あー癒された。あの喋り方に(笑) 昨日の荒んだ気分が流されたよ、ホント。 しかも生で歌っちゃってるし。 あの曲、めちゃくちゃ好きなんですよ。 ポンキッキーでやってたときから。 おかげさまでかなり癒された。元気貰った。 ホント、ありがとう和義さん。
で、昨日の一件はその日のうちに何とか収まり バイト後に例の彼女から夕飯ゴチ+語り明かした。 ガスト閉店まで居たからね(ココらのガストは26時閉店) まぁ、結局別れられず元サヤなんだけど。 それでいいのか?って思うけど あと半年で有無を言わさず遠距離になるしね。 ただ、彼女があと半年我慢できるかどうか・・・; まぁそのときはそのときでしょう。 あたしに口出しする権限なんて微塵もないし。
泣きたい時に泣けなくて 寂しい時に寂しいと言えなくて 逢いたいときに逢いたいともいえない。
なけなしのプライドが邪魔するのか そんな我儘を言って飽きられるのか怖いのか。 自分の存在を重荷だと思われたくないからなのか。 そんなものは解らない。
あの人はこんな天邪鬼なあたしでもココロ許せた人。 我儘を言っても大丈夫だと思えた人。 だからあの人だけはいつまで経っても居なくならない。 忘れることなんて出来ない。
最近はそこまで思い出すこともなくなって あたしの中のあの人の存在が希薄になったのかと思ってた。 でも昨日の一件があったからなのかな。 夜、家に帰ってきて静かで真っ暗な部屋を見たら 突然、寂しくなって思い出した。 色んな感情が駆け巡って苦しくなって こんな時には一人で居たくなくて誰かに連絡とろうとしたけど 誰に連絡しようとか考えるのすら億劫で ただ暗闇の中で蹲って姿の見えない敵と戦ってみた。
色々想い出したよ。
初めて話しかけられた時にあたしがビビったこととか あたしが年下だと知った時のキミの凄い驚いた顔とか 時間になっても親が迎えに来なくて心細かった時に一緒に居てくれたこととか バレンタインに「オレにチョコないの?」と言われて手持ち金全部で チロルチョコを山ほど買ったこととか あたしが泣いた時に何度も背中借りたこととか 寒い冬の日に一緒に星空を見たこととか 世間話でアホみたいに笑い合ったこととか 春の陽だまりの中で語り合ったこととか 突然呼び出されたかと思えば犬の散歩に付き合わされたこととか 夏の校庭でサッカーしてる姿を三階から眺めたこととか 文化祭でギター引いてる姿に惚れ直したこととか その後、電話の度に「アレ弾いて」とねだって弾いてもらったこととか 告ろうとして呼び出したくせにキミが来たことに気付けなかったこととか あたしが出した手紙に答えようと待ち伏せしたキミから 弱気で臆病なあたしがそっと逃げたしたこととか そのせいでキミが大遅刻をしてしまったこととか その事件の数年後には「お互いアホだよね」って笑えたこととか 何度も結論の出ない語り合いをしたこととか : : : 書き記しきれないほどの想い出が感情がまだ残ってた。
あの数年間で何度、一緒に歩いて帰ったっけ? キミは大体の時、自転車を引いてたよね。 長すぎる足のキミとあたしの歩幅は違うはずなのに並んで歩けたのは いつもあたしの歩調にキミが合わせてくれてたんだと気付いたのは最近のこと。
こんなにも色んなものをあたしにくれてありがとう。 あのメモの言葉はそっくりそのまま貴方に返すよ。 キミだけはいつまでも笑っていて。 凹んでも泣いても堕ちてもいい。 でも最後には笑ってて。
キミニ幸アレ・・・・
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