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2004年08月01日(日)  小さなイタズラ

ちょっと思い立って昔の手帳とか何でも帳を片っ端から読み漁った。
今までも何度も見直して想い出に浸ったりしてた。
けど今まで気付かなかったものを見つけた。

手帳のカバーと本体の間に密かに挟まれた一枚の紙。
あの人から密かに送られていた手紙。
今まで5年間…いや、6年間全く気付かなかった。
…いつの間に仕込んだんだろう?
おそらく、あたしがうたた寝してたり
手帳とかをボンって置いてその場を離れた時に
そっと密かに仕込んだんだろう。
そんなイタズラ心を働かすあたりがあの人らしい。

書かれていた文章はとても短かった。
でもあたしには十分過ぎるくらいのものだった。
色んな出来事や想いが走馬灯のようにココロとアタマを駆け巡って
それは涙となって流れ落ちた。

『もし、もっと早く、当時に見つけてたら…』
そう思っても時は既に遅し。
やり場のない想いと愛しさはどうすれば良いのでしょうか。
・・・・・・・ねぇ誰か教えて。



手紙をくれた君へ。

どんな時も結局最後に頼るのはあなたでした。
汚い泣き顔を一番多く見せたのもきっとあなたでしょう。
今は一人でもある程度のことは乗り越えられるようになりました。
でもやっぱりココロの底のあなたに頼ることがあります。

ホント大切な時にあたし達はいつもすれ違うね。
あたしもあなたの傍に居たかった。
あたしの傍に居て欲しかった。
許される限りずっと。

きっと今あたしがこうやって嘆くコトバも想いも
あなたに届くことはないだろうね。
だからあの手紙はタカラモノにします。
本当にありがとう。


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