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2002年06月22日(土)  陽はまた昇りくりかえす

今日はー…某大型掲示板であたくしの持病のんがあって
それを食い入るように見てました。

なんか、薬使うのんがスゴイ怖くなってきたよ…
でも、この病気はきっと一生治らんし、
うまく付き合って少しでも良い状態をキープするのが精一杯だと思う。

新薬が1999に開発されて今は結構それが出回ってる。
でもその新薬も前の薬と同じ末路を辿っているって…
ソコの掲示板には、そんなカキコミがいっぱいあった。
開発されてまだ2、3年。まだ副作用が出るには早過ぎる。。
でも、現に出てるという人がいるんだからなぁ。
あたしもこの間、再発してから前の薬を処方された。
はじめは医師に泣きながら懇願した。
「副作用が怖いから…使いたくないんです!!」
でも、その医師は聞いてくれなくて、患者であるあたしは弱い立場で…
仕方なく受け入れた。
そして、この間実家に帰ってから行った病院でその新薬とやらを
「今のところ○○○○○(前の薬)のような副作用はないみたいだから、変えてみる?」
少しでも早く前の薬からが離れたかったあたしは、その申し出を受けた。
何も知らずに…。。。。熟考もせずに。。。。。
そして、今に至っていた。

あたしもその中に入ってしまうんだろうか?
あの苦しみをまた味わってでも今の薬はやめるべきなんだろうか?
悩む。本当に悩むよ。これからの人生が関わってくるから。

前の薬が開発された当初と状況が酷似していることは何となくわかってた。
「スゴイ、スゴイ!」と皆がはやしたて、
30年くらいしたら欠点が明るみに出て多くの患者が恐怖に駆られて…
「一度でも使い始めたらもう離脱は難しい。」
それは前の薬でイヤというほどわかっていた。
でも、それでも藁に縋る気持ちであたしは自分の体をかけて勝負に出た。
大袈裟に聞こえるかもしれないけど、そういうものだと思う。
同じ病の人間ならわかるだろうけどね。

結局、対応策は出てきても治療薬は出てこないってことなんだろうか??
確かにナゾが多すぎる病気ではある。
今は大きく一括りにされてるけど厳密にはその中でいくつも細分化する。
そんなやっかいなモノなのだ。
すべてに効く特効薬なんてそう簡単にできるわけがない。
すべての原因は様々だし、更に言えば一つも解決されちゃいないんだから。

あぁ、でもそれでも縋ってしまったあたしは馬鹿なんだろうか。
そこまで解っていながら、欲を出してしまったコトへの罰なんだろうか。
もう、後戻りはできない。
対応策を自分なりに立てて、医師のところに行くかどうか決めよう。


++++++++++++++++++++++++++++++++

でも、今まで新薬の方の副作用の話はまったく知らなかった。
今日、その掲示板を見て知った。
自分の愚かさに呆れた。
そして自分がかわいそうにさえ思えた。
過去の苦しみは、水の泡となって消えていった。
そんな風に思えた。
つかの間のシアワセが指の間をすり抜けて行くように
あたしの体をまたクスリというものが蝕んでゆく。
ストレスにも蝕まれたのに…
あたしの体は、穴だらけになってしまう。
自分だけじゃ生きられなくなってしまうのだろうか。
「クスリは時として毒になる」

人間の体は、実に巧妙にできている。
でも、それが裏目にでることもある。

物事にはすべてにプラスになることなんてほとんどない事に気付いた。
人が、自分達がより良く暮らせるようにと開発した物の多くは
今の環境問題を引き起こす原因になっている。
良かれと思ってしたこともいつかは裏目にでる。
そのリスクの大きさはまちまちだけど…




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