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- 2002年02月26日(火) 過ぎ去りしあなたへ
今日はせっかくの満月なのに曇り空でうまく見えませんでした。
そして、夜空をながめながら切なくなりました。
べつに、特別何かがあったわけじゃないけど
なんとなく孤独な気分になりました。
「自分のことなのにようわからん」
そういうことってありませんか？
最近思うねんけど、自分のことって理解できているようで
一番むずかしいのかもしれない。
あたしは、自分のことより、他人のことに敏感だと思う。
その人を理解してるとかそういうんではなくて、
他人の喜怒哀楽に。
あたしは、自分の感情さえも
解らなくなる時がある。
さっき、何でか知らないけど泣いた。
あの曲を聴いたからかな？
Mr.childrenの手紙。
あの曲を聞いてももう大丈夫だと思ってた。
あの曲は、一番愛した人を思い出させる。
あの頃が、一番幸せだったのかもしれない。
無条件にお互いを信じられて、
お互いが必要な時、必ずそばにいて
お互い、一緒にいる時が一番素直になれて。
今でも、後悔する。
一方的に縁を切ってしまったこと。
自分があまりにも頼りすぎてることに気づいてしまったから、
あまりにもあの人が犠牲にするものが多かったから、
はっきり言ってしまえば
いつか自分が重荷になってしまうのが怖かった。
あの人は、
時々優しすぎてつらかった。
なんで自分の幸せを優先しないんだろう。
なんで彼女に誤解されても泣かれても
私と一緒にいたんだろう。
私は彼女じゃないのに、
私は彼のなんだったんだろう。
確かに私は
彼が好きだった。
でも好きだったから、愛していたからこそ
彼には絶対幸せになって欲しかった。
彼女ができたら
いつも気を使うのは私で
あの人は誤解されようと泣かれようと
私と付き合うことをやめなかった。
別に私達はやましいことなんて
数々の彼女達が誤解していたことなんて
なにもないのに。
お互い、一番自分に似てたから、
ただ、一番解ってもらえそうな気がしてた。
私達が話すのは
きっと他人が聞けば
些細でくだらなくて
まともに取り合ってさえくれなそうなことばかりだった。
私には、今までに何人か好きになった人がいる。
でも、愛した人は彼ぐらいだと思う。
あそこまで相手の幸せを願ったのは彼しかいないから。
そして、私にこんなに影響を与えた人は彼ぐらいだと思う。
価値観も考え方も。
あなたは「つきのながめかた」をみつけられましたか？
わたしは、まだみつけられません。
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