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ロシア皇帝の至宝展/ダ・ヴィンチ展 - 2007年06月12日(火)

唐突に「展覧会はしごデー」でした。
ずっと見たかったのだけど機を逃していた2展示、最終日が迫ってきたので慌てて行ってきました(またこのパターン……)。

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「ロシア皇帝の至宝展〜世界遺産クレムリンの奇跡〜」@両国・江戸東京博物館(→ 公式サイト

クレムリン・エッグが見たくて行ったのだけど、いや、すっげぇわ!
一点一点のもの凄さ(細工の細かさ、流麗さ、材料の豪華さ)は勿論、モスクワ・クレムリン博物館の全面協力で、ロシアの歴史総ざらえ、技法・材料の解説やらなにやらつき230点、えらいこっちゃなボリュームでした。
高位聖職者用の装飾品(十字架とか胸に飾るメダル状のものとか衣服自体も)、皇帝の杖(権威の象徴)、剣とか銃(実用もだけど儀式用多め)、玉座、ひしゃく(はちみつ漬け果実酒?を掬う)、刺繍がすっごい棺桶の覆い、などなどなど。最後の方にあった「超気合いが入った」勲章にもほれぼれしたし、打ち出し加工だという銀の手洗い大皿もすごかった……え、打ち出しってコレ、犬の垂れ耳も!?
この時点では職場に行くつもりだったので焦っていて、一番の売りだったらしいウスペンスキー大聖堂のヴァーチャル映像は見損なったのだけど、充分お腹いっぱいだったよ〜。

東京展は17日(日)までですが、大阪展はそのあと(7月10日〜)ですので、西のほうでご興味をお持ちの方はゼヒ。かなりオススメです。

……しかし、平日昼間にものすごい人出だった。ちょっと、あの、オバさま方、コワいんですけど……。
若い子のバッグをぐいぐい押しのけ、「ロープ張ればいいのにぃ」って、ロープ張られたらせっかくの細工が近眼のわたしには全然見えません! むしろルーペがほしいくらい、本当に細かかった。芥子粒大のビーズをそれぞれリングで固定してある、とか。

【お勉強】
アッラーは唯一神である:「……との銘文も、装飾として受容していた」そうな(笑) イスラム圏からの贈り物の解説より。そのぐらいの豪胆さは欲しいよね!
オクラド:イコン、福音書の表紙などを飾る板状の金(銀も?)細工。宝石がついてたり。
エマイユ:エナメルのことらしい。技法であり材料名? 七宝焼きみたいな感じ。クレムリン・エッグの白いとこもコレ。
ロシア史:すっごい波瀾万丈で面白かった……。
アレクセイ:ロシア史上のひと、みんな殺されてます……。

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「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」@上野・東京国立博物館

上のレポで疲れちゃったので、余裕があったら後で追記(笑)
クレムリン展のあまりのボリューム&人出の多さに半休取らなきゃかしら、な時間になってしまい(遅刻します、って言ってあった)、急遽全休にして行った。行けてよかった♪ 博物館っぽい展示で楽しかった。ダ・ヴィンチ大好きなんだよ〜!


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