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no title - 2003年10月23日(木)

かんかん照りの昼礼で、どんなに辛くても倒れられなかった高校時代から、何も変わってはいないのかも知れない。
あの頃憧れていた、今も大好きなひとは、成長したと褒めてくれたけれど。

そりゃあ。
ただ安穏と生きていても、生きるスキルは身についていくよ。
それは澱のようなもので、垢のようなもので、恍惚のひとになるその時まで、
我々を守る武装だから。

目の前で立ち枯れようとしている木をどうすることも出来ずに、自分の非力を嘆いている、身を守る毒もトゲも持たない、裸の幼虫のような生き物。
己が食い荒らしたせいで、その木が枯れようとしていることにすら、気付かずに。



ネオテニーなんかクソ喰らえだ。


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