宿題

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2006年10月17日(火) tokinikki(10月29日)/土岐麻子
15年前の私に、教えてあげたい!ことが昨日、あった。

26日から公演されている青山円形劇場でのROLLYさんのJAZZライブ。
その28日のマチネにゲストとして出演、
そして一曲デュエットをさせていただいたのだ。

…もうあちこちで喋っているけれど、
すかんちは私の中学高校時代のアイドルバンド。

野音・渋公・パワステ、東京であるライブは可能な限り観に行ったし、
コピーバンドを組んで音楽室で練習したり、学祭に出たり、
ライブハウスの昼の部に出たりした。
私はギター担当(ベーシストがいないときはベース担当。
バンドの中で一番ハリキッテいるがためになんでも屋になる役…)で、
お年玉を貯めて4トラックのMTRを購入したときは、
学校の近くのリハスタに皆で集まって
「恋のローラースケート」をレコーディングした。

すかんちの魅力は、うまくあらわせないけど、
なんというか"リアルじゃない感じ"だと思っていた。
…汗くさかったり恥ずかしいような「等身大な」曲なんてないし、
そもそもメンバー誰もがリアルじゃない…

理想が狭くて厳しいお年頃だった当時は、
スマートとストレートが揃ったものが嫌いだった。
そして、笑えないものが嫌いだった。
そして、シンプルなものがつまらなかった。

その点、すかんちは…

そういうわけで、ROLLYさんのライブに呼んでもらえるだなんて、
15年前の私が聞いたらさぞかし生きる糧となったことだろう。
それか緊張し続けて総白髪になったかも。

ソロのROLLYさんがシャンソンやJAZZを歌うのを観て思うのは、
とても「ショー」だということ。
コンサートなのか演劇なのかミュージカルなのか…とにかく楽しい。
お客さんもよく笑う。
他にはない不思議さ。

そして、やっぱりますます思った…この人って誰なんだろう?
…やっぱリアルじゃない!!


★tokinikki(10月29日)/土岐麻子★

マリ |MAIL






















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