家に戻ってビデオである旧作の映画を見る。 参考になることはいろいろあった。僕が中学生のときに見た映画だ。 久ぶりに観ると忘れていることがあったし、 中学生にはわからないこともあったと再確認した。 ここんとこ、読書もそうだが、忙しくて映画も観られなかった。 忙しいことはありがたいことでもあるが、考えものだと思う。 映画はできるだけ一人で観るのがいい。 中学生のときというより、小学生のときからそうしていた。 終わったあとに、人と話さなくてはならないのが、わずらわしいのだ。 映画を引きずりながら、ひとり、 なにか考えているのが子供のころから好きだった。
★富士日記(2月25日)/宮沢章夫★
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