チャボ「ある日突然清志朗から、電話がかかってきて── いや、俺、なかなか電話に出ないんだけど、ほんとは」
清志朗「俺が子供を使って電話して。子供を使うと必ず出るんだよ」
チャボ「最初のうちはキヨシが自分でかけるからさあ、 なかなか俺には電話が取れないんだよ」
清志朗「何で取れないんだよ!?(笑)」
チャボ「いや、何か話さなきゃなんないからさあ」
清志朗「そうだよ、電話なんだから!」
チャボ「いや、べつにキヨシに限らずよ(笑)。留守番電話がほら便利だからね、いま」
チャボ「で、ある日かかってきて、まあ、ずっと出ないのもアレだなと思って出て。 いまほらFAXがあるからそこそこできるじゃない? でも、あんまりちょっと出ないのも──何かやっぱり用事だと思ったの」
★JAPAN 1994年8月号/忌野清志朗×仲井戸麗市★
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